■ドイツ以外で作られた初のフォルクスワーゲン車
フォルクスワーゲンは、中国において「上海VW」と「一汽VW」というふたつの合弁企業を展開しているが、今回発表した「ラヴィーダ」と「ニューボーラ」は、それぞれの企業が現地生産するミドルクラスのセダンである。どちらも欧州向けジェッタとほぼ同じサイズのボディに、前輪駆動、4気筒ガソリンエンジン、6段ATを搭載するなど、ハードウェアに多くの共通点があり、中国市場向けに、エクステリア、インテリアともに独自のデザインを採用したという点でもその生い立ちはよく似ている。
このうちラヴィーダはデザインから開発までのすべてをドイツ以外のフォルクスワーゲンが担当した初めてのモデルとなった。一方、個々のデザインやコンセプトは、ニューボーラがどちらかといえば実用性を重視しているのに対し、ラヴィーダはライフスタイル重視と、明らかに違う路線を示す。