■全モデルへの搭載準備OK?
独アウディが、縦置きエンジン用のツインクラッチ式トランスミッション、“7段 Sトロニック”を2008年後半より各モデルに採用すると発表した。
ツインクラッチ式トランスミッションの先駆けとして、プレミアムカーセグメントにおける「セミオートマ化」の流行を生み出したアウディのDSG(現Sトロニック)は、マニュアルトランスミッションを凌ぐ素早いギアチェンジを可能にし、オートマチックのようなイージードライブにも対応。かつ燃費に優れるのが特徴だ。そうしたことから専門家やユーザーの評判もよく、アウディブランドを特徴づける技術のひとつとして認知されるまでになった。
ただしこれまでは、エンジンを横置きに搭載するコンパクトモデル用しか設定がなく、採用車種は、アウディA3とフォルクスワーゲンのコンパクトモデルに限られていた。アウディ車はA4以上のクラスはすべてエンジンが縦置きのため、それらのモデルに転用できない汎用性の低さこそが最大の弱点だったといえるだろう。
ところがこのたびドイツのアウディ本社が、縦置きエンジン用の7段トランスミッション「Sトロニック」を開発し、2008年後半より市販車に順次採用していくと発表した。A4以上の上級モデルでもSトロニックが選べるようになるのだ。