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トップニュース(リスト)第4戦、オリベイラと荒のGT-Rが初優勝!【SUPER GT 08】 (08.06.23)
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第4戦、オリベイラと荒のGT-Rが初優勝!【SUPER GT 08】
GT500クラスの表彰式。ポディウムの中央、オリベイラと荒の間に近藤真彦監督も登壇。シャンパンで祝福された。
 【SUPER GT 08】第4戦、オリベイラと荒のGT-Rが初優勝!
2008年6月22日、マレーシアのセパンインターナショナルサーキットでSUPER GT第4戦の決勝レースが開催され、予選4位からスタートしたNo.24 WOODONE ADVAN Clarion GT-R(J・P・デ・オリベイラ/荒聖治組)が今季初優勝。
チームとしては、フェアレディZでの初優勝から1年ぶりとなる、2度目の勝利を手にした。
■セパンの予選はGT-R

2007年はコースの路面が再舗装されタイヤのグリップが激変、炎天下のレースが波乱含みとなったセパン。2008年は路面が比較的安定し、天気も曇り空となった。

そんななか、予選で最速タイムを刻んだのは、No.22 MOTUL AUTECH GT-R(ミハエル・クルム/柳田真孝組)。セパンを得意とするNSX勢を抑え、上位10台の車両が各1台ずつ1ラップアタックを行い決勝グリッドを決定する“スーパーラップ”でもトップタイムの1分55秒155をマーク。アタックを担当したクルムは「予選のバランスは完璧でした」と満足気だった。
第4戦、オリベイラと荒のGT-Rが初優勝!【SUPER GT 08】
GT500クラスのスタートシーン。No.22 MOTUL AUTECH GT-Rを先頭に、セパンを得意とするNSX勢が続く。


■NSXに痛恨のペナルティ

日本より気温が高いマレーシア。決勝レースは暑さ対策で午後4時にスタート、54周におよぶ戦いの火蓋が切って落とされた。

ポールポジションのNo.22 GT-Rが序盤からハイペースでレースを牽引。2番手のNo.1 ARTA NSX(ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組)も、つかず離れずプレッシャーをかけながら追随した。

レースが動いたのは、ルーティンワークのピット作業を迎えてから。レース折り返し前の25周終了時にトップ2台が同時にピットイン。No.22 GT-Rは29.3秒でコースに復帰。一方、通常ならリアタイヤ2本の交換で済ませることが多いNSXだが、今回は暑さに対するタイヤの磨耗を考慮し、4本交換。30.2秒と多めに時間を費やした。

ピット作業で先行したNo.22 GT-Rは、逃げの一手かと思いきや、No.1 NSXのほうがニュータイヤを巧みにコントロール。コース復帰後、5周目にはテール・トゥ・ノーズへと持ち込んだ。2コーナーで勝負。前方には周回遅れの車両。進路を塞がれる形でのバトルとなった2台は、サイド・バイ・サイドの末に、接触! No.22 GT-Rがハーフスピンを喫し、No.1 NSXがトップに立った。

ところがその4周後。No.1 NSXにはドライブスルーのペナルティが課され、あえなく後退。再びNo.22 GT-Rが首位へと返り咲いた。
第4戦、オリベイラと荒のGT-Rが初優勝!【SUPER GT 08】
終盤、No.22とNo.24、2台のGT-Rが激しいトップ争いを演じた。


■GT-R同士のせめぎあい

No.22 GT-Rの後ろには、約7秒差でNo.24 WOODONE ADVAN Clarion GT-R。スタートドライバーのオリベイラが30周までピットインのタイミングを引っ張り、懸命にプッシュし続けたことが功を奏した。交代したNo.24 GT-Rの荒は、No.22 GT-Rの柳田よりもハイペースでジリジリとその差を削り取っていく。

チェッカーまで残り10周。トップとの差はついにコンマ6秒へ。荒はプレッシャーをかけ続け50周目の1コーナーで大接近。と、続く2コーナーでアウト側にはらんだ柳田が「なぜかピットレーンスイッチを誤って押してしまった」のが原因で、突然の失速。荒がついにトップへと躍り出た。勢いづいたNo.24 GT-Rはそのまま快走を続け、チェッカー。今季GT-Rでの初優勝を飾った。

「激戦のSUPER GTで2年連続勝利するのがいかに難しいかわかるだけに、この優勝は非常にうれしい」と近藤真彦監督も手放しに喜んだ。

2位はNo.22 GT-Rで、3位には、No.1 NSXがペナルティを受けたことにより浮上した、No.18 TAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史組)が入った。
第4戦、オリベイラと荒のGT-Rが初優勝!【SUPER GT 08】
快走する、No.77 クスコDUNLOPスバル・インプレッサ。


■GT300はNo.77のインプレッサがぶっちぎり

一方、GT300は、AWD(4輪駆動)マシンのNo.77 クスコDUNLOPスバル・インプレッサ(山野哲也/佐々木孝太組)が予選からダントツの速さでポールポジションを獲得。決勝でも他を寄せつけない安定したレース運びを展開し、余裕で優勝を手にした。
2位にはNo.46 MOLAレオパレスZ(星野一樹/安田裕信組)が入り、3位はチェッカー直前に順位を上げたNo.7 ORC雨宮SGC-7(井入宏之/折目遼組)。開幕戦以来の表彰台に上がった。

(文=島村元子/写真=KLM Photographics J)

そのほかSUPER GT第4戦の写真は「カースコープ」のコーナーで!
 
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