■「S」モデルにもダウンサイジングの波
兄弟車の「S5」が4.2リッターV8エンジンに従来どおりのクワトロ、そして、ティプトロニック付6ATを搭載するのに対し、新しい「S4」「S4アバント」はまるで違う構成のパワートレインを採用する。
エンジンは、3リッターV6にスーパーチャージャーを備える「3.0 TFSI」。フェイスリフト後の「A6」に搭載される3リッターV6をベースにしながら、33kW(43ps)、20Nm(2.0kgm)アップの最高出力245kW(333ps)、最大トルク440Nm(44.9kgm)を達成。「S5」のV8にほぼ匹敵する実力を手に入れている。
それでいて、平均燃費は9.7リッター/100km(10.9km/リッター)と、S5(6AT)に対して約1割の燃費向上を果たした。エンジンのダウンサイジングは、アウディ伝統のSモデルといえども例外ではないのだ。
組み合わされるトランスミッションは、6段マニュアルが標準。オプションでデュアルクラッチタイプの7段Sトロニックが用意される。