■今度は5ドアのスポーツバック
2007年の東京モーターショーで、アウディは“メトロプロジェクト・クワトロ”を発表した。同モデルは、A3よりさらに小さなサブコンパクトカーで、この2、3年のうちに発売が予定される期待の新シリーズ。東京ショーでデビューしたのは3ドア版だったが、今回パリサロンには、5ドア版「A1スポーツバック・コンセプト」がお目見えした。
全長3.99m、全幅1.75mの5ドアボディは、3ドア版に比べるとずいぶんまっとうなデザインに思える。大型のシングルフレームグリルやLEDポジショニングランプ内蔵のヘッドライト、横長のテールランプなどは、最新のアウディの文法どおりだ。
もちろん、その中身もアウディらしく、4WDの「クワトロ」を搭載する。といっても従来のシステムとは異なり、前輪用には150psの1.4リッター直噴ガソリンターボ、後輪用には27psの電気モーターでそれぞれ配置するパラレル(並列)ハイブリッド方式のクワトロである。
前輪の駆動にはデュアルクラッチタイプのSトロニックを用い、素早く効率よくエンジンのパワーを路面に伝える。さらに加速時には150Nm(15.3kgm)のトルクをリアモーターが発揮し、エンジンとあわせて最大390Nm(39.8kgm)の高トルクを実現。おかげで、0-100km/h加速7.9秒、最高速200km/hをマークする。