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「ホンダ・オデッセイ」、“超熟”の4代目へ
(08.10.16)
ニュース
4代目「ホンダ・オデッセイ」。初代デビューから14年目を迎えた。
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「ホンダ・オデッセイ」、“超熟”の4代目へ
本田技研工業は2008年10月16日、7人乗りミニバン「オデッセイ」をフルモデルチェンジ。翌17日に発売する。
ダークグレーのインテリア。ボディカラー次第でベージュや本革も選べる。
■感性にうったえます!
1994年10月に初代がデビューしてからずっと、「ふつうに乗用車っぽいミニバン」を貫いてきた「ホンダ・オデッセイ」。このたび5年ぶりのフルモデルチェンジで、4代目へとバトンを渡した。
「スペックよりも、感性で気持ちいいと思えるクルマを目指した」という新型も、低床・低重心・低全高がウリ。のっそり&ひょっこりイメージのワンボックス型とは違い、シャープな走りや流麗なスタイルを前面に出して、ユーザーの呼び込みを図る。
ノーマルグレード(259.0万円〜361.0万円)にハイパワーなスポーティグレード「アブソルート」(289.0万円〜314.0万円)の変わらぬ布陣で、月間4000台の販売をもくろむ。
3代目では目つきが変わったオデッセイ。今度は口もとが……
マフラーは全車、左右2本出しとなる。
■光る前歯が印象的
「ミニバンのパイオニアだという自負がありますから」。開発陣をして完成の域に達したと言わしめるオデッセイ。新型は奇をてらうことなく、正常進化=熟成が図られた。
そのボディサイズは、全長×全幅×全高=4800×1800×1545mm(FFモデル)で、ホイールベースは2830mm。わずかに30mm長く、5mm低くなったが、変わらぬ乗用車シェイプをキープする。
実際の外観も、パッと見は先代と変わらぬ印象。むしろ、ボディを上下に分かつサイドの段差をなくすなど、シンプルなシルエットでまとめられた。同社の燃料電池車「
FCXクラリティ
」を思わせる、前歯まぶしい“新世代のホンダ顔”こそ、一番の特徴と言えるかもしれない。
運転席まわりの様子。
容量が増えた荷室。両サイドが大きく広がり、アクセスも容易になった。
■いい部屋づくりをコツコツと
インテリアも、「2+3+2=定員7人」のフォーメーションはそのままに、さらに熟成された。
高さこそ変わらぬものの、室内の前後長は60mmもアップ(2850mm)。2列目のシート裏側を20mmえぐったり、アームレストを倒せば3列目までヌケができるようにしたり、最奥2名の居心地に配慮した。2列目のひとが降りずとも3列目にアクセスできるよう、リアドアの開口幅を広げたのもジマン。
その3列目は先代同様、“前倒し&バック転”でトランクルームに収納できる。荷室容量は、先代モデル(244〜672リッター)より増えて、259〜708リッターを確保。リアサスペンションなど床下の構造を工夫した成果だという。
フロントのクォーターピラーをなくし、ドライバーの視界を確保したのは、走り重視のオデッセイならでは。先代でSFチックと評されたコクピットは、やや宇宙船テイストを薄め「オトナっぽく、ソフトに昇華させた」。
エアコンのコントローラーを左右独立にするなど、細かいネガ潰しもさることながら、前後左右4つのカメラを駆使して運転と駐車をサポートする「
マルチビューカメラシステム
」(オプション)もドライバーを喜ばせる。
新型に搭載される、2.4リッターDOHC i-VTECエンジン。
こちらは、“走りのグレード”アブソルート。出力以外に、エアロパーツや18インチホイール(ノーマルは16インチ)など見た目も異なる。
■パワーも燃費も安全も
新型オデッセイの心臓は、2007年に一新された2.4リッター直4エンジン。北米の「アコード」(日本ではインスパイア)にも搭載されている。
排気量こそ先代と同じだが、出力は160ps、22.2kgmから、173ps、22.6kgmにアップ。スポーティグレードの「アブソルート」にはさらなるチューンが施され、206psと23.7kgmを発生(FFモデル)。こちらも、先代から若干のパワーアップを果たした。
組み合わされるトランスミッションは、ベーシックグレードのFFモデルのみCVT、それ以外は5ATとなる。“走り”のアブソルートに限って、パドルシフトも付いてくる。
環境性能も忘れてはいない。エンジン、CVT、さらにエアコン(!)までを統合制御する「ECON」スイッチを与え、10・15モード燃費は従来より1.0ポイントアップの13.2km/リッターを実現した(ベーシックグレードのFFモデル)。
「VSA」(横滑り防止装置)は、センサーの数を倍にして信頼性をアップ。ステアリングの操舵アシスト「EPS」とともに全車標準とするなど、安全面でも新たなユーザーの「オデッセイ」(=冒険旅行)を後押しする。
(webCG 関)
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