■Zらしさを
新型フェアレディZ、通称「Z34」が、ついにデビューの時を迎えた。Zは、1969年に初代が誕生して以来、走りを追求したスポーツカーであり続けると同時に、その時々の「時代の空気」を取り込みながらカタチを変えてきたモデルでもある。
1989年に登場した先々代のZ32は、スポーツカーらしさを取り戻した、原点回帰のモデル。バブル期の時代の勢いもあり、一気に高額化・高性能化を果たした。
先代のZ33はというと、経営的に厳しい状況に陥っていた日産自動車のリバイバルを象徴するモデルとして、約2年間の絶版期間を経て2002年に登場。カルロス・ゴーン氏が、同社のアイコンとしてこのクルマを復活させたのが記憶に新しい。
では、復活から2代目となるZ34は、どんなモデルか。そのキーワードは「Jump」と発表された。「Z-ness」(Zらしさ)と、その時代にふさわしい「new-ness」(新しさ)を取り入れながら、走りをピュアに楽しめるスポーツカーとして、あらゆる性能を磨き上げたという。
ボディは、全長×全幅×全高=4250mm×1845×1315mm。ホイールベースは2550mm。先代より大幅に短く、そしてワイドに生まれ変わった。後退したキャビンの前方に、フロントミド搭載されるエンジンは、排気量3.7リッターのV6DOHC。
トランスミッションには、6段MTと新採用のマニュアルモード付き7段ATが用意される。
価格は、362万2500円から446万2500円。月販目標台数は500台。