■G500がG550へと進化
今回の変更は、「Gクラス」の誕生30周年を記念し行われた。定評ある堅牢な基本設計はそのままに、エンジンや外装の一部に改良を実施。その進化版が「30周年記念モデル」として販売されることになった。
このアニバーサリーモデルの最大の変更点は、エンジン。従来の「G500ロング」が搭載する5リッターV8SOHCから新世代の5.5リッターV8DOHCに換装され、「G550ロング」として生まれ変わった。これにより出力は91psアップ、エンジンスペックは最高出力387ps/6000rpm、最大トルク54.0kgm/2800-4800rpmとなった。
高性能版「G55 AMG」は、エンジン自体は従来と変わらないが、エンジンマネージメントシステムの改良により、出力が7psアップ。エンジンスペックは、最高出力507ps/6100rpm、最大トルク71.4kgm/2750-4000rpmとなった。
ちなみにG550とG55 AMGは、リッター表記ではどちらも5.5リッターで同じだが、エンジンそのものは別物。両者はボア・ストロークが異なり、総排気量はG550が5461ccであるのに対し、G55 AMGは5438cc。また、バルブの駆動方式(G55 AMGはSOHC)や、過給機の有無(G55 AMGはスーパーチャージャー付き)も違う。なお、トランスミッションは、G550には7段AT、G55 AMGには5段ATが組み合わされる。