■中国から「我愛你!」
2009年6月1日に連邦破産法11条を申請し、事実上倒産した、ゼネラルモーターズ(GM)。以降、60〜90日以内の、事業再生手続きからの脱却をめざしている。事業再生後は、「新GM」として、シボレー、キャデラック、ビュイック、GMCの4ブランドに集約されることが決まった。残った、サターン、ハマー、サーブは売却などの手段で整理される見通しだ。
翌6月2日には、GMは“不採算ブランド”に認定したハマーを、中国の「四川騰中重工機械」に売却することで暫定合意したと発表した。
「四川騰中重工機械」は、その名のとおり中国は四川省の重機メーカーで、各種建設機器のほかエネルギー産業機器などの分野にも進出している。とはいえ、自動車産業とは無縁。今回の買収に踏み切ったのは、同社のコメントによれば、「ハマーブランドとその研究開発能力に対して投資し、例えばアメリカにおける低燃費車両など、新商品に対する需要に対応したい」からだという。