■V8、V6それぞれに低燃費技術を採用
「シボレー・カマロ」は、1960年代後半、「フォード・マスタング」や「ダッジ・チャージャー」といったライバルとほぼ同時期にアメリカで誕生したスポーツカーだ。カマロは、1967年登場の初代モデルから2002年に4代目の生産が終了するまで、一貫してアメリカンスポーツカーらしい個性的なスタイリングと、パワフルな走りを特徴としてきた。とりわけスタイリングに強いこだわりを見せ、カマロや兄弟車の「ポンティアック・ファイアーバード」は、ロングノーズ・ショートデッキを基本デザインとし、70年代以降も、そのアイデンティティを崩さなかった。
7年ぶりに復活した5代目は、歴代モデルを彩ってきたデザインへのこだわりと、高出力エンジンの搭載といった伝統的な要素を受け継ぎつつ、時代の声に応えるべく燃費向上技術を採用した。
エンジンは、「コルベット」譲りの6.2リッターV8と、「キャデラックCTS」と共通の3.6リッターV6の2タイプ。V8には、8気筒と4気筒の切り替えを行うアクティブ・フューエル・システムを、V6には直噴式のインジェクターを採用し、低燃費化を図った。
スペックは、V8搭載の「SS RS」が、最高出力406ps/5900rpm、最大トルク56.7kgm/4300rpm。燃費(米国EPA)は、市街地で6.8km/リッター、高速で10.6km/リッター。V6搭載の「LT RS」は、最高出力304ps/6400rpm、最大トルク37.7kgm/5200rpm。燃費(同)は、市街地で7.6km/リッター、高速で12.3km/リッターと公表される。トランスミッションは6段ATが組み合わされ、指先でギアチェンジが可能なタップシフトが備わる。