■目指すはプレミアムスポーツ
このたび発売されたのは、ホンダの英国工場で生産される「シビック タイプR ユーロ」。日本での販売は4年ぶりとなる、ハッチバックの高性能バージョンだ。シビック タイプRの歴史を簡単に紐解くと、EK9型と呼ばれた初代は日本で生産されていたが、それに続くEP3型は生産が英国に移管され、我が国では逆輸入のかたちで販売された。
その後、2007年に4ドアセダンのタイプRが登場。「羊の皮を被ったオオカミ」的な出で立ちが話題になったものの、ハッチバックのタイプRを求める声も根強く、2008年に11月にその復活がメーカーから正式に発表された。しかし世界的な不況の影響で一度は発売が延期され、その後、2009年8月にあらためて年内の発売がアナウンスされた。
このように複雑な経緯を持つタイプR ユーロだが、クルマの狙いはいたって明快。すなわち「ファンな走りを追求したホットハッチ」である。