■SUVから商用車まで
フォルクスワーゲンが、2010年のジュネーブショー出展概要を発表。新車ラッシュで舞台を飾る。
そのハイライトは、
15年ぶりにフルモデルチェンジを果たしたミニバン「シャラン」。両側スライドドアと豊かなシートアレンジ、さらに18.9km/リッターをマークする燃費性能でもアピールする。
同じく
ワールドプレミアとなる新型「トゥアレグ」も、燃費向上が自慢。従来型に比べ、シリーズ全体で20%もの改善が図られたとのことで、なかでも3リッターV6スーパーチャージドエンジンとモーターを併用する「ハイブリッド」は、従来のV8モデルを上まわる出力を有しながら12.2km/リッターを実現したという。
コンパクトカーのニューカマーも充実しており、「ポロ」シリーズからは、
ホットな「ポロGTI」と
クロスオーバー「クロスポロ」の新型が同時にデビュー。
そのクロスポロの兄貴分たるクロスオーバーモデル「クロスゴルフ」も新型がお目見えする。MPVとSUVのテイストを兼ね備えるというこちらは、高めのドライビングポジションが特徴。先代モデルより20psのパワーアップを実現しつつ燃費を1.0km/リッターアップさせた(=14.7km/リッター)1.4リッターガソリンモデルなど、やはり燃費性能は自慢で、早くも4月から、一部地域の一般道を走り出すとのことだ。
新型の商用車も、このジュネーブショーでデビューする。ピックアップトラックの「アマロック」は、「今日世界で最も先進的な技術を用いた量産型ピックアップ」とアピールされるモデルで、トルセンデフを備えるフルタイム4WDシステム「4MOTION」を採用。40.8kgmの大トルクと13.1km/リッターの好燃費を両立させる2リッターディーゼルエンジンなど、積載性やタフネスといった商用車の基本性能の高さとも相まって「ベスト・イン・クラス」を主張する。
さらに、多目的商用車の「T5」シリーズから、「T5 4MOTION」も登場。こちらはいままでMTしか選べなかったが、他フォルクスワーゲン車に用いられる2ペダル式MT「DSG」もラインナップされ、新しくなった4WDシステム「4MOTION」と組み合わされたのがトピックとなっている。
(webCG 関)