■アルファは「ジュリエッタ」に注目
ブランド誕生100周年という記念すべき年を迎えたアルファ・ロメオも、ブランニューモデルの
「ジュリエッタ」をいよいよ初公開。ブースにはたくさんの車両が用意されていたが、どれも容易には近づけないほどの人だかりとなっていた。
長く販売された「147」の後を引き継ぐジュリエッタは、「8Cコンペティツィオーネ」「MiTo」の流れにある新世代のスタイリングが最大の特徴。ややファニーで好き嫌いの分かれるMiToよりも、はるかに間口が広く感じられた。写真で見るよりも断然スタイリッシュだが、インテリアのクオリティなどはちょっと物足りない部分もあった。
「1750」という伝統の排気量を名に頂く「1750TBi」は最高出力235psの直噴ターボを搭載。主力は1.4リッターのマルチエア(=スロットルレスの可変バルブリフトターボ)となるなど、エンジンラインナップも一新されている。なお、このエンジンはTCTと呼ばれるツインクラッチギアボックスとともに、
MiToにも搭載された。
展示はそれぞれのブースとなっていたが、複数のカロッツェリアがアルファ・ロメオの次期モデルを想定したコンセプトカーを出展したのも今年の面白い試みだ。ピニンファリーナのスパイダー「2uettottanta」はボートテールの「デュエット」をモチーフにしたという。衝撃的とまでは言えないが、新しい美しさはある。「ブレラ」のように、これが将来の市販モデルにつながることだって無いとは言えないだろう。
一方、ベルトーネの「パンディオン」は斬新な仕上がり。次のブレラがこれに……ということは、さすがに無さそうだ。