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トップニュース(リスト)「ベントレー・ミュルザンヌ」、日本デビュー (10.03.16)
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「ベントレー・ミュルザンヌ」
 ベントレーの新たな旗艦「ミュルザンヌ」、発進
ベントレーモーターズジャパンは2010年3月16日、新型車「ベントレー・ミュルザンヌ」を日本でデビューさせた。
「伝統的なデザインキューに新しい現代的なラインをブレンドした」という伸びやかなフォルムをもつミュルザンヌ。ホイールは標準で20インチ、オプションで21インチも用意される。
■生粋のベントレー

2009年8月、アメリカはカリフォルニア州モントレーで初披露された新型ベントレーが、このたび日本に導入されることとなった。

その名は、プロトタイプ名「グランドベントレー」改め、「ミュルザンヌ」。同社が過去6度の勝利をおさめたルマン24時間耐久レースの舞台、サルトサーキットのミュルザンヌコーナーにあやかるもので、「エレガントであると同時に、スポーティ」と主張する、新たなフラッグシップモデルである。
ホワイトボディーをドイツから輸送して組み立てられる既存の「コンチネンタル」シリーズと異なり、デザインから設計までの全てを英国はクルーの本社が手がけるこちらは、いわば“生粋のベントレー”。顧客のオーダーにしたがって手作業で組み上げられる超高級な内外装と、512psの心臓がもたらすパフォーマンスが見どころだ。

価格も最高級で、3380.0万円(受注生産)から。日本では今年7月に受注が始まり、デリバリー開始は2011年初頭が予定されている。

額縁のようにウッドが車内を一周するインテリア。ベントレーの伝統どおり、中央を境に木目は左右対称となる。
■選べない色はない

最新モデルでありながら、デザインは1950年代のベントレー「Sタイプ」に影響されたという「ミュルザンヌ」。長大なボンネットやテールに向かってなだらかに落ちるリア周りなど、そのシルエットは過去のベントレー車を思わせる。大きなグリルもしかりだが、その両脇でパッチリと見開かれる大小の丸目ランプが個性を主張。リアは、楕円型のランプやマフラーエンドが用いられ、現行の他ベントレー車と足並みをそろえる。

全長×全幅×全高=5575×1926×1521mm(ホイールベース=3266mm)の堂々たるボディの色は、全114色(!)のカラーパレットから選択可能。さらなるオーダーにも対応する。車内のほうも、シートだけで標準24色+オーダーという内容。左右対称の木目でそろえたウッドパネルや、手仕事で磨き上げたステンレス製パーツ、さらにガラス製のスイッチ類と、素材から徹底的なこだわりを見せる。
カーナビゲーションシステムやマルチメディアといった快適装備の充実も、いわずもがな。とくにオーディオは、標準で14スピーカー、オプションで2200ワットのアンプと組まれる20スピーカーシステムが自慢である。
低回転域から強大なトルクを得るべく、ミュルザンヌの心臓にはあえてV8ユニットが選ばれた。
■最新の、伝統の心臓

「英国の高級自動車の頂点に君臨するベントレーを創り出す」をコンセプトに掲げるミュルザンヌは、動力性能も堂々たるものだ。
エンジンには、ツインターボの6.75リッターV8ユニットを採用。同社になじみのあるV8エンジンに徹底改良を加えたというこの512psの心臓は、わずか1800rpmで104.0kgm(!)の最大トルクを搾り出せるのが最大の特徴である。
車重2585kgの巨体にも関わらず、シフトパドル付きの8段ATを介しひとたびムチをあてれば、停止状態から5.3秒で100km/hに到達。そのまま296km/hまで加速できる。

可変カム位相システムや、ベントレー初となる可変シリンダーシステムも注目のポイント。クルージングの際は、8気筒の半分を休止させV4エンジンとし、燃費をかせぐ。
リアビュー。コンビランプやマフラーエンドは、「コンチネンタル」シリーズとおそろいで、楕円形がモチーフになっている。
■走りもお気に召すまま

大きなパワーとトルクに対応するため、シャシーは新開発された。
足まわりは、連続可変式ダンピングコントロールを備えるエアサスペンションを採用。 路面状況にあわせて、シフトレバー横のスイッチを操作すれば、そのサスペンションやパワーステアリングの特性を変化させることができる(「ダイナミックドライバーコントロールシステム」)。
走りのメニューは、「ベントレー」「スポーツ」「コンフォート」に、「カスタムモード」を加えた4種類。内外装のオーダーに留まらず、ドライバー好みの走りに対応。「ビジネスシーンでは快適さを作り出し、オフではスポーティドライブを楽しめる、完璧なまでに現代的なフラッグシップカー」(プレスリリース)に仕上がっているという。

(webCG 関)

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