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SUVってまだ流行ってるの? (前口上) - 01
(05.08.16)
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SUV新時代を考える
「トレンディドラマ」という言葉が流行っていたおよそ15年前、世の“トレンディ”な人はSUVに乗っていた。「三菱パジェロ」「トヨタ・ハイラックスサーフ」「ジープ・チェロキー」などが街を走っていた。
昨今、ミニバン人気に押されつつあるが、よくよく見るとSUVも健在。もしかしてSUV人気はまだまだあるのだろうか?
■
以前とは違うブーム
近頃、巷はすっかりSUVブームである。念のため断っておくが、その対象ははるか昔にブームが到来して、とっくに過ぎ去ってしまった、いわゆるRV(レクリエーショナル・ヴィークル)ではない。当時流行った、スコップを背負ったりハイリフトにしたりという姿が似合った武骨さ、汗くささばかり際立つオフローダーなんて、今はまったく見向きもされないどころか、お寒い存在と思われるのがオチである。
かつてのブームでは、あえて街中でオフローダーに乗ることの意外性、あるいは異物感がとても眩しく見えた。けれど今のSUVブームを支えているのは、そういうセンスではないように思える。
では一体、今SUVに乗るカッコよさとは何なのだろう?
今回の特集では、まさにそれを探るために、それぞれ異なったキャラクターをもった4台を集めた。あらかじめ言ってしまうが、その答えがひとつではないのは、4台の顔ぶれを見れば一目瞭然である。
それでも、ブームの中心にあるのが、いわゆるプレミアムブランドの輸入SUVであることは間違いないだろう。ブランド輸入車は欲しいけれど、サルーンほどの落ち着きは必要なく、もっと感度のいい人間だという印象を振りまきたい。
そんなニーズにぴたりとハマったこのカテゴリーの人気に火をつけたのは、「BMW X5」あたり。それに「ポルシェ・カイエン」や「レンジローバー」、あるいは「フォルクスワーゲン・トゥアレグ」などが追従してブームを拡大させた。基本的にここでの主力はオンロード最優先のSUVである。背が高いこと以外は、走りっぷりも快適性もできる限り乗用車に近いことが求められ、そのニーズに応えるべく、エンジンパワーはどんどんと増大。さらに室内はひたすら豪華で快適にと進化しているカテゴリーである。
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