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輸入車も<お買い得>で選ぼう! (前口上) - 02
(05.11.17)
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■
「お買い得」を鵜呑みにするな
今回は取り上げることのできなかったものも含めて、そのほとんどに共通しているのは、装備を充実させる一方で価格は控えめであるということである。さらには他のモデルでは選択できない内外装のカラーや装備、アクセサリーなどで差別化を図るというのが、大体のパターンと言える。要するに、輸入車も今や買い得感という要素を前面に打ち出しはじめたということ。ブランド力の強さにあぐらをかいた殿様商売など、もはや輸入車の世界でも通用しないのである。
ただし、こうした特別仕様車を狙って賢い買い物をするためには、限定という言葉に惑わされること、お買い得という言葉を鵜呑みにすることは避けなければいけない。限定を謳うクルマであれば、それがどれだけ自分にとって価値があるのか、お買い得を謳うクルマならば、それが本当に自分にとって買い得なのか、より厳しい目でチェックすることが賢い消費者への道である。様々にデコレートされた言葉で誘惑してくる特別仕様車たちだが、そのことはゆめゆめ忘れてはならない。
そんなわけで今回は、プレミアムを謳うブランドである「アウディ」と「ボルボ」、ならば庶民派と言うべき「ルノー」、「プジョー」の計4銘柄の特別仕様車を取り上げて、そのバリューについて迫ってみたいと思う。プレミアムカーのお買得仕様は、その相容れなそうなふたつの要素を、どのように1台のクルマとして成立させているのか。
一方、いわゆるプレミアムではない輸入車にとって、追い上げ著しい日本車に対して一体何がウリになるのか。そして、そもそもこれら特別仕様車は、本当に“買い”だと言えるのか。検証の結果は、星取り表にもしておいたので、特に輸入車の購入を考えている人は、ぜひ本文と合わせて来るボーナス商戦を迎える際の参考にしてほしい。
(文=島下泰久/写真=高橋信宏/2005年11月)
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