カーナビ実走テスト














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カーナビ実走テスト
AV

■ケンウッドHDV-770 9point

ケンウッドHDV-770

このモデルの解説


AVナビはみな同じ。似たり寄ったりと考えている人が多いかもしれないが、本機は違う。機能は限定的だが、音にかけては完全に上級コンポーネントの領域。S/Nに優れ、透明度高く滑らかな音質に加え、これは音質マイスターの仕業と思われる、音楽の聴きどころを魅力たっぷりに提示する再生能力を獲得。画面が付いているのが不思議に感じられるサウンドが聴ける。
内蔵アンプの出力はライバルと比較すると非力だが、ドライブ能力に不足はない。出来の悪いスピーカーと組み合わせると、その欠点まで暴き出す能力さえ持ち合わせている。この音は映像をも引き立てるから、DVDビデオ再生も頗る楽しい。音のいいAVナビをという人には、何はともあれ一聴をと進言したい。


■カロッツェリアAVIC-VH009 8point

カロッツェリアAVIC-VH009

このモデルの解説


カーオーディオがAVナビによって侵蝕されつつある──サイバーナビのAV機能を点検していくと、そういう思いに強くとられてしまう。
ナビ部を背負わないオーディオコンポーネントのほうが、音の面において一日の長があることはいうまでもないが、ここまで充実した機能を備えていれば、大多数のユーザーはAVナビに傾くことだろう。
機能充実の1台。音は、音楽ジャンルを問わずバランスの取れた、そつのないまとめ方。スムーズな音質が特に印象に残る。特徴ある音や表現力は持ち合わせていないが、それだけに幅広い人に違和感なく受け入れられることだろう。スピーカーまわりをしっかりさせれば、相当なレベルのサウンドが引き出せそうだ。


■パナソニックCN-HDS960TD 8point

パナソニックCN-HDS960TD

このモデルの解説


Fクラスで印象的なのは、まず上質な画面。VIERAプロセッサーの効果なのか、DVDビデオや地デジ放送の画面に一種独特の洗練された雰囲気が感じられる。ビジュアル重視派は、この画質は見逃せないだろう。
ナビ操作でも便利さを実感させたツートップメニューは、AV系でも威力を発揮。ソース選択がきわめてスピーディにできる。いろいろなソースを再生する人に最適だ。
音は、若々しく開放感に富んだテイスト。明るくからりとして清々しい。ヤングユーザーにこの音はとりわけ好適。さらに、サラウンドシステムに仕立てたとき、その特質を最も発揮することだろう。回転型の音量調整ボリュウムを採用しているため、他機よりもだんぜん扱いやすかったことも付記しておきたい。


■イクリプスAVN8806HD 7.5point

イクリプスAVN8806HD

このモデルの解説


ナビの操作でも優れた使い勝手を発揮したアクティブウイングは、AV操作にも大きなアドバンテージをもたらしている。音量調整やトラック選択がきわめて容易で、オーディオヘッドと同じ感覚で操作できる。
4枚チェンジャーの搭載も他機にはない強味。よくぞこの筐体内に詰め込んだものだ。ディスクの置き場所に困る車内では、多くの人が有難味を感じることだろう。
音は、あまり加工された痕跡が見当たらないナチュラルさが持ち味。部分的に気になるところも感じられるが、この自然体の音はチューニング対象として貴重。自分好みの音に仕立てる余地のあるサウンドである。内蔵する各種調整機能を駆使すれば、車室内の特性に合わせた音作りも、かなりのレベルで実現できそうだ。


■クラリオンMAX960HD 7.5point

クラリオンMAX960HD

このモデルの解説


ナビが使いやすいAVナビは、オーディオも快適に使いこなせる。MAX960HDを操作してみると、これが実感できる。メニューが大きく反応も鋭い。多機能が盛り込まれたAVナビにおいて、これはとても大切なことである。
CD再生時のサウンドは、本機のVGA画面の印象にも似て、いささか細身ながら洗練された現代的テイスト。それでいて安心感も備えているのは、巧みなチューニングの賜物だろう。DVDオーディオなら、この音の持ち味がさらに引き出せそうだが、残念ながらソフトが少ない。
DVDオーディオ再生機能は、将来に向けての先行投資といったところか。iPodの各機種が幅広く接続でき、音楽だけでなく動画が映し出せる点もiPodユーザーには見逃せないだろう。








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