webCG カーナビの達人 2008 WINTER


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カロッツェリア AVIC-HRZ009G


走行テスト






池袋














池袋西口〜サンシャイン駐車場


 池袋西口側から東口側のサンシャイン駐車場へ行くには、マルイの前の西口五叉路を左折し、池袋局前を右折して常盤通に入り、池袋大橋で線路を越えるか、西口五叉路を斜め左のみずき通りという繁華街に入り、池袋大橋に至るというのが一般的だろう。が、楽ナビが探索した道は、西口五叉路の手前で左折し、常盤通へと入るルート。確かにこちらのルートのほうが信号が少ないため、早く着ける。しかし最初に左折する道は、やや狭い。運転に慣れているドライバーには問題ないだろうが、不慣れなドライバーは不安を感じそうだ。交差点拡大図は平面図を表示しているが、好みに応じてドライバーズビューやシンプルなアロー表示にも変更可能だ。

 次のポイントは池袋大橋を渡って首都高速下に向かう道の案内。ここはまず、明治通りを左折する分岐があり、その先が2車線に分かれていて、右車線は右折専用。左車線は直進と春日通りへの左折ができるという具合にとても複雑で、レーン案内や音声案内がきめ細かくなければ、初めて通る人はとまどってしまうルートである。が、池袋大橋を渡っているあたりから楽ナビが案内しているのは、首都高速の下からサンシャイン60方向へと左折するポイント。肝心の六ッ叉陸橋でどの車線にいればいいのかが、残念ながらわからない。多くの楽ナビユーザーは、この道がルートに含まれていたとしたら、迷ってしまうに違いない。このような複雑な交差点ほど、詳しく案内して欲しいのだが……。











西銀座














八重洲〜首都高・西銀座入口


 東京駅八重洲口周辺で、最も近い首都高速の乗り口はKK線の西銀座。八重洲口前の外堀通りを渡ったあたりで待ち合わせをするのは多々ある話で、そこから2号線、3号線方面に向かうなら、西銀座入口から乗るのが便利だ。そこで新幹線でやってきた友人を八重洲口で出迎え、渋谷のライブハウスに送るというシチュエーションを想定。O-EASTまで、ルート探索を行ない、走ってみた。

 いくつかのナビで試してみて分かったのは、西銀座入り口から首都高速に乗らない機種もあるということ。その場合、どこで乗るかというと、内堀通りを走って霞ヶ関からだ。距離的には、こちらのほうが短いのだが、一般道を走る距離が長いため、首都高速がよほど渋滞していない限り、多少遠回りになろうと西銀座から乗って3号方面に向かうのが早い。楽ナビは、そのルートを一発で選択してくれた。

 問題は入り口の案内である。駅前の道を南に向かうと、首都高速入り口の案内看板があるのだが、ここでは通常の交差点案内が表示されるのみ。曲がり角はわかるので問題はないのだが、首都高速入り口へ向かう感じがしない。左折した後はUターンして首都高速へ入るのだが、Uターンした直後に、やっと首都高速入り口のイラスト表示が登場した。左折後、すぐにUターンという特殊な入り口とはいえ、ここでのイラスト表示はまったく役に立たないので、Uターン前にUターンして乗るようなイラスト表示を出すなど、ひと工夫が欲しいと感じる部分だ。











渋谷
















首都高・3号線〜渋谷繁華街


 今度は渋谷ランプで降りて、細街路にあるO-EASTへのアプローチ。楽ナビをはじめカロッツェリアのナビは、高速道路がライトブルー、一般道がグリーン、細街路がピンクという具合に、ルートの色を色分けしているので、実にわかりやすい。何色も使うと、ルートなのか道なのか判別しづらいナビもあるのだが、カロッツェリアは一瞬にして道とルートを判別できる。

 他のナビは道玄坂の途中から左折して細街路に入るルートをとるモデルが多いのだが、楽ナビは道玄坂を下まで降りて、鋭角に左折する遠回りな道。狭い道を案内したがるカロッツェリアのナビらしからぬ案内ルートだが、渋滞表示がないからこちらのほうが早いと判断したのだろうか。たしかに、普段の道玄坂は慢性的に渋滞しているため、このルートを通るとどれだけ時間がかかるのかわからないと心配していたが、この日に限っては道玄坂もスムーズに走れて、割と早く着いたことを報告しておく。なお、オートスケールチェンジにしておくと、目的地に近づくにつれて、詳細地図に自動的に切り替わる。











測位性能







測位性能
世田谷の細街路を走行
トレースの正確さをチェック


 サイバーナビも含めてカロッツェリア・ナビの測位性能は、群を抜いて素晴らしかったが、新しい楽ナビもその性能を維持。量産前のこの時期は、測位性能に関してはまだチューニングが終了していなかったり、学習ができていなかったりして、多少の測位のズレがあってもおかしくないのだが、細街路を含む世田谷のテストコースを、普通に走ってくれた。写真ではわかりにくいかもしれないが、軌跡を道路上に落としていないのは1カ所だけ。それも道路沿いに遊歩道があり、その横ににある普通は周辺住民用以外のクルマは走らない道に入ってみたときだけだ。それも瞬時に修正して、走っている道路上をきちんとトレースするようになった。ライバルも追いついてきているとはいえ、測位性能の高さは健在である。



カロッツェリア AVIC-HRZ009G 主な機能

走行テスト

機能テスト



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