webCG カーナビの達人 2008 WINTER


webCGカーナビの達人 > イクリプスAVN687HD

イクリプスAVN687HD

イクリプスAVN687HD



イクリプス
AVN687HD


驚きのフルセグチューナー内蔵

カーナビとAV機能を合体させた“AVN”を浸透させ、
1DINサイズのボディにAVNを一体化した
インダッシュモニター採用機も発売。
エポックメイキングなモデルを作り続けてきたイクリプスが、
次に挑んだのが地デジチューナーの2DINボディへの一体化。
それを実現したモデルがAVH687HDだ!

オープン価格(実勢価格=25万円前後)

問い合わせ先=078-682-7202
(お客さま相談窓口)

AVN687HD
1DINサイズのボディの中にフルセグ地デジチューナーまで内蔵。B-CASカードも本体内に収納するモデルは、ほかにない。取り付けがスピーディーにできるのも福音。




AVN687HD
ケータイリンクに対応。携帯で今の情報にアクセスしナビに転送。




■イクリプスAVN687HDの主な機能

メニューボタン
操作性の向上を図ってメニューボタンからナビ、オーディオ、情報の操作にアクセスできるように改良された。

オーディオ
メニューボタンを押し「オーディオ」にタッチすると、ソース切り替えの操作ができる。メモリースティック内の音楽も聴ける。

高速路線マップ
高速道路の路線図を簡略化して表示する高速路線マップを収録。首都高速だけではなく都市間高速も表示する。

&検索
複数の語句を組み合わせて50音検索できる「&検索」を採用。検索候補の絞り込みがしやすくなったしルート沿いの検索も可能。

3D交差点案内
3D交差点案内はとてもリアルな表示。複雑な交差点でもこのようにどこへ進めばよいのかがわかりやすい。

渋滞割合表示
全ルート中、どれだけ渋滞に巻き込まれるのかを事前に表示。到着予想時刻や所要時間が前もって分かるので安心。









携帯電話の赤外線通信をフル活用
生きた情報をカーナビに活かす


 イクリプスのカーナビは、2007年春に発売した一連のモデルで「ケータイリンク」という武器を手に入れた。文字どおり、携帯電話とカーナビとの連携を図る機能である。どんな連携をとるかといえば、携帯の専用サイトで探したスポットの情報を赤外線通信を通じてカーナビに転送し、目的地として設定することができるというのが主な使い方だが、ほかにも、携帯電話の内蔵カメラで録った写真をカーナビに転送してモニターに表示したり、携帯電話をカーナビのリモコン代わりに使うこともできる。もっといえば、カーナビがFM放送を通じて取得した音楽情報(FM de TITLE plus)から携帯でバーコードを読み取れば、その情報がさらに詳しく載った携帯の音楽サイトに簡単に飛ぶこともできる。この曲、どのアルバムに入っているんだけ?という時には便利だ。
 このうち、カーナビ本来の、目的地へ誘導するという機能に直接関係するのは、携帯サイトで探した地点をカーナビの目的地に反映できる機能。これをモクテキチネットという。モクテキチネットで検索できるのは、グルメスポット、観光スポットを中心に、コンビニ、道の駅、ガソリンスタンド、駐車場など、多岐にわたる。カーナビの検索データに収められた情報とだぶっているものもあるが、たとえばグルメ情報はホットペッパーやぐるなびといったグルメサイトと提携した情報から検索できるから、カーナビのデータには載っていない最新の情報が入手できる場合もある。また、タイムズの駐車場を検索した場合は、その駐車場が空いているかがわかる。今現在の情報がわかるという点で、カーナビにあらかじめ収録された検索データとは根本的に違うのだ。
 このケータイリンクを使ってみた人に意見を聞いてみたところ、世代によって「使いやすい」と答えた人と「使いにくい」と答えた人がハッキリと分かれたのが興味深い。使いやすいと答えたのは、携帯メールなどを使いこなしている比較的若い世代。年代が上がるにつれてその比率は減少していき、40〜50代になると、使いにくいと答えた人の割合がグンと増えた。ということは、携帯電話の機能を電話以外も使いこなしている若い世代に向くものといえよう。が、春モデルのメインはVGAモニター採用の高級モデル。若い世代にはなかなか手が出なかったのではないだろうか。





初のフルセグ地デジチューナー内蔵
取り付け性のよさはコストメリットに


 秋発表の最新モデルAVN687HDでも、ケータイリンクが使える。こちらはEGAモニター採用の普及モデル。オープン価格なので、実際の売価はわからないが、ケータイリンクを難なく使いこなせる若い世代にも充分手の届く価格だと思われる。
 加えて、AVN687HDは、フルセグ対応の地上デジタルチューナーを2DINボディ内に収めてしまったのがトピック。地デジチューナーを内蔵し、B-CASカードスロットだけは外に出したカーナビは純正オプション品で存在しているようだが、B-CASカードまで本体内に内蔵したのは、AVN687HDが初めてのはずだ。
 このオールインワン設計のおかげで、取り付けがものすごく楽になった。一般的な地デジチューナーが別体となっているモデルの場合、取り付けにはカーペットを剥がし、場合によってはシートを外して、その下に設置した地デジチューナーまでケーブルを配線するなどの作業が必要だったが、AVN687HDはインパネ周りの作業だけで取り付けが完了する。もちろんアンテナの装着が必要だから、Aピラーのパネルを脱着するなどの作業は必要だが、作業時間は大幅に短縮される。
「なんだ、インストーラーが楽になるだけじゃない」と思うことなかれ。直接的な恩恵は、取り付けの待ち時間が短いことくらいかもしれないが、脱着箇所が少なければ、パネルを止めるピンが折れたり、緩くなったりといったトラブルを避けられるし、場合によっては取り付け工賃が安くすむケースもある。ユーザーが受ける恩恵は直接、間接的にけっこうあったりするのだ。





上級機にもない新機能、新装備
使い勝手のよさが満喫できる仕様


 AVN687HDには、07春モデルが採用していない独自の機能も搭載している。ひとつはスマートインターチェンジの表示機能。サービスエリアやパーキングエリアから一般道へ出られるETC専用のスマートインターチェンジは、最近全国的に増えているが、その有無がカーナビ上でわかるのだ。また検索機能では、複数ワードの入力が可能になった。記憶が曖昧な施設を名称で検索する時に、わかる言葉だけを入力して絞り込めるので、目的の場所が以前より、格段にみつけやすくなった。
 探索シミュレーションも新しい機能。これは日時や出発時間、目的地を入力すると、ルート上の渋滞割合を考慮して到着予想時刻をシミュレーションできる機能。何時に出かけると渋滞を避けられるかなどを、あらかじめ知ることができるので便利だ。細かいことだが、地デジ&ナビ用のアンテナがフィルムレスになり、より目立ちにくくなったのも新しい。
 内蔵HDDは40GBの容量で、空き領域には3000曲の圧縮音源を収録可能。CDから4倍速で読み込める。ナビ機能は、VGAモニター搭載機に採用されているリアルな動画交差点案内やリアル交差点拡大図といった表示はないものの、難交差点案内など実用上うれしい機能を搭載しており、渋滞考慮探索も可能。CD/DVDドライブはVRモードに対応しており、地デジの番組を録画したDVDビデオの再生もできる。地デジチューナーの操作は12プリセットボタンの採用で、家庭用TVのリモコン感覚で簡単に使える。ハデさはないが、実用上の使いやすさと安心感を重視したモデルだ。


イクリプス AVN687HD 主な機能

走行テスト

機能テスト



戻る
次へ

カーナビの達人TOPへ





Copyright © Nigensha Publishing Co., Ltd. All rights reserved.