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三菱NR-HZ700CD-DTV

三菱NR-HZ700CD-DTV



三菱
NR-HZ700CD-DTV


特筆すべき地デジの受信性能

1DIN+1DINのスタイルと、
リモコンでの操作にこだわっていた前作から一転。
2DIN一体型で登場した三菱のAVナビは、
2チューナーながら4チューナーをも凌駕する、
高感度な地デジチューナーを標準装備した
コストパフォーマンスに優れたナビだ。

255,150円(税込み)

NR-HZ700CD-DTV
三菱では初めての2DIN一体機は、圧倒的受信性能の地上デジタルチューナーを標準装備。地デジを快適に操作できる家庭用TV風のリモコンを付属する。






NR-HZ700CD-DTV
タッチパネルの採用も三菱の市販モデルでは初めて。




■三菱NR-HZ700CD-DTVの主な機能

目的地の検索メニュー
目的地の検索メニュー。住所検索と施設(ジャンル)検索がワンボタンにまとめられているところがユニーク。

観光ルート検索
検索メニューで他の方法を選ぶと観光ルート検索が可能。旅先で観光地をまとめて見たいときに便利な機能だ。

おすすめ情報
おすすめ情報では写真付きのおすすめスポットや季節のスポットなど、代表的なスポット、旬のスポットが探せる。

季節検索
季節検索から芋掘りや栗拾いなど、イベントのある観光農園を探せる。家族ドライブで何かしたいときに使える機能。

観光農園
観光農園をリストアップ。地方や都道府県を変える時にはリストの下のタッチキーで変更できる。

ソース選択
ソース選択画面。地上デジタルTVとアナログTVの両方を搭載。ミュージックフォルダーとはHDDオーディオのこと。









三菱電機の技術力が可能にした
快速ナビと優れた地デジ受信


 三菱のカーナビといえば、長い間1DINインダッシュTV+1DINナビ本体というスタイルを採り続けてきた。また、他社がタッチパネルのインターフェースを採用してからも、ずっとリモコン操作に固執し続けてきた。ある時はステアリングリモコンを採用したりしながら。
 そうした独自の流れを打ち破ったのが、2007年春に登場したモデル、NR-HZ700CD-DTVである。2DINサイズのワンボディで12セグ/ワンセグの地上デジタルチューナーを標準装備。モニターは7型ワイドで、三菱ナビでは初めてタッチパネルコントロールを採用した。
 三菱ナビの特徴は、ひとつにスピーディーな反応である。それは機能や表示がシンプルであることとも関係するだろうが、独自のカーナビ専用LSI=ナビコアによる高速データ処理のおかげだ。ルート探索は素早く完了し、タッチパネルの反応もスピーディー。そのため、ストレスのない操作ができる。スクロールも速くて、スクロール中に地図を確認するのが難しいほど。あまりに速く、止めたい地点に止めることができないとまずいので、微調整モードも搭載している。
 付属する地デジチューナーは2チューナータイプ。ただしアンテナは4本接続でき、より感度が高く受信しやすいアンテナを選んでスイッチングしてくれる。そのため、受信性能は4チューナータイプ並み。いや、並みの4チューナータイプよりも、明らかに優れた受信性能を発揮する。そんな高性能を発揮するのもD3A(ディーキューブエー)エンジンという最先端LSIのおかげだろう。2本のアンテナで受信した電波を最適なバランスで選択&合成して、12セグ放送を広い範囲で楽しむことができる。もちろん12セグとワンセグの切り替えも自動だ。またユニークなのが番組予約機能。毎週見ているドラマなど見たい番組を電子番組表で予約しておけば、予約した番組の開始30秒前に予告がモニターに表示され、指定した時刻になると予約した番組に自動的に切り替わってくれる。このあたりには家庭用TVのノウハウが生きている。





豊富な検索機能、親切なルート探索
文句なしのナビ基本機能


 機能はシンプルといったが、地図表示はけっこう多彩だ。ドライバーの視点から見た景色を画面上で再現するクルージングビューは、朝、昼、夕方、夜の時間帯に応じて空の色が変化したりするし、3Dリアルポリゴンランドマークも、全国212ヵ所収録している。また、ビジュアルシティマップは、主要交差点をビルが立体的に立ち上がる3D地図で拡大表示する。ただし、ビジュアルシティマップは、都内でも中心部の限られた幹線道路しか表示せず、収録箇所は絞られる。
 検索機能は、電話番号ピンポイント検索が3000万件。これは個人宅のデータで電話番号と名字を入力する。会社やお店などを電話番号だけでピンポイント検索できるデータの収録数は、約950万件だ。ほかに住所検索は約3900万件をピンポイント検索可能。施設検索や50音検索、周辺検索もできる。周辺検索は自車位置周辺の施設をリストアップできるほか、ルート沿いにある施設だけを絞り込んで探すことも可能だ。ユニークなのは写真情報検索。地図上にカメラアイコンが出てきたとき、それをクリックすれば、その施設の写真を確認できる。
 ルート探索は、施設の前に横付けするのが基本。そのため、目的地近くまで行くと、わざと遠回りするケースも希にある。これは、クルマを降りたら目の前が目的の施設であるようなルートを引いているので、不満に思わないでもらいたい点だ。VICSビーコンは別売だが、これを接続すれば渋滞を考慮したルート探索も可能。ルート走行中も常に監視していてルート上に渋滞が発生したら、自動的にリルートを行ない、スムーズに走れる道に切り替えてくれる。また細街路の誘導もある。通常のルート探索対象道路とはルートの色が異なるので、細い道であることがわかりやすいし、細街路での音声案内も、しっかりとサポートしているのはありがたい。





エンターテインメントより
ナビ性能を重視する人にこそ薦めたい


 操作はタッチパネルとモニター下のハードキーで行なうわけだが、ナビ関係の操作はブルー、AV機能などナビ以外の操作はシルバーに赤のイルミネーションと、操作しやすいよう色分けされている。ただ、ナビ機能の3つのボタンは大きさがまったく同じで、AV機能を操作するハードキーはかなり小さく、たとえばナビを装着するスペースがインストルメントパネルの低い位置になってしまってドライバーの目から遠い場合など、文字を確認しづらい面もある。もちろん、長く使い込んでいけば、解消していく部分ではあるが、慣れるまでは戸惑うところではある。
 内蔵HDDは40GBの容量で、HDDの空き領域に圧縮音楽を保存できるミュージックフォルダという機能もある。ただし、地図データに使っている容量が大きいためか、収録できる曲数は最大約2000曲と控えめ。録音は4倍速ででき、録音しながら音楽を聴く追っかけ再生も可能だ。
 CD/DVDドライブは音楽CDやDVDビデオのほか、CD-R/RWやDVD±R/RWも再生できる。圧縮音源はMP3形式のみ対応している。いっぽう、地デジ放送の著作権保護=CPRMには対応していないようなので、DVDのVRモードで記録されたものは再生できない。
 NR-HZ700CD-DTVならではの機能を挙げろといわれると、とくにないのも事実だし、iPodやVRモードに対応していないなど、AV機能では弱い面もある。が、カーナビの基本能力は文句のないレベルにあるし、スピーディーな操作も可能。真面目にカーナビとしての能力を追求した好感のもてるモデルであることは確かだ。


三菱 NR-HZ700CD-DTV 主な機能

走行テスト

機能テスト



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