Drive! quattro!! Scene4 Araki Soba

スポーティさと快適さが手に入る

白石インターから蔵王エコーラインを登り、山形方面を目指す。 ワインディングのコーナーに差しかかる。スッとノーズが切れ込む素直さは、快感以外のなにものでもない。このステアリングの切り初めの操舵感覚こそ、スポーティかそうでないかの重要な判定基準。ステアリング系の取り付け剛性を上げたり、単にギア比を詰めただけのと違い、アウディ「クワトロ」のセンターデフ付きフルタイム4WDは、この瞬間に発生する4輪の回転差を、瞬時に補正する。 各輪にトルクがかかり、遅滞なくヨーを発生、旋回作業にとりかかる。この身体に優しい自然な振る舞いこそ、クワトロの真骨頂。4WDの有り難みは、何も雪や氷の低ミュー路での走破性だけではなく、普段の何気ないドライビングのなかでも感じられるものなのだ。
日常的な生活速度でもフルタイム4WDには美点がある。駆動系の剛性の高さもさることながら、トルクが4輪に分散されるため、スロットルのオン/オフによるギクシャクした挙動が発生しない。振る舞いが常におだやかなのだ。2駆のクルマではよく経験することだが、例えば雨の日の発進時などにタイヤが「キュッ」という無粋な音をたてることも少ない。もしも滑りやすい路面状況で1輪がスリップしても、残る3輪がカバーして安定性を保つ。ドライバーは、こういったクルマを、「運転しやすい」「上質である」と感じるのである。また、このスムーズネスは、クルマに酔いやすい小さなお子さんやお年寄りがいる家庭では特に歓迎されよう。
クルマの乗り心地と言えば、とかく上下動にまつわる動きばかりが話題になるが、駆動系の振動やショックなどによる疲労も無視できない。クルマの動きは前後左右上下の3軸からなるもの。身体への疲労という意味で、センターデフ式フルタイム4WDの優位性はゆるぎない。1日に1000km以上移動してもさほど疲れを感じさせなかった理由が、ここにある。   (文=笹目二朗/写真=荒川正幸)

みちのく1000kmクワトロ・テスト quattro 1000km Test


  • 蕎麦どころで知られる山形。築180年近い古民家の「あらきそば」で、その味を堪能した。
笹目二朗 ささめ じろう 笹目二朗 ささめ じろう 1945年生まれ。自動車メーカー勤務を経て、自動車専門誌『CAR GRAPHIC』の編集者に。現在はフリーの自動車ジャーナリスト。技術的知識に基づいた、歯に衣着せぬ論評で知られる。著書に『海を見ながらヨーロッパを走る-北ドイツからトリエ ステまでのクルマ旅』(草思社)などがある。
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