オートバイの気持ちよさだけを感じさせてくれる
二輪“オートマ化”の口火を切った

  • 河西
  • 東京からこの小田原のカフェまで2人で走ってきたけど、とにかくラクだったね。
  • 鎌田
  • スーパースポーツだったら倍は疲れたかな。まあオートバイはその「疲れ」も心地いいんですけどね。僕は仕事でレーシングマシンに乗ることが多いから、プライベートだったらこういうのもアリだな。
  • 河西
  • ギアがオートマチックなのはもちろん、高速走行での安定感とか、足つきのよさとか、とにかく乗っていてストレスがない。だから風を切って走る感覚とか、自在に動ける機動性だとか、オートバイの持っている「気持ちいい」ところだけを味わうことができる。苦労なしにね。
  • 鎌田
  • 暑さ寒さに耐えてオートバイに乗ってる人からは「けしからん」と怒られそうですけどね(笑)。逆にふだん四輪に乗っている人からは「あれ、どうなの?」とよく聞かれる。つまり従来のバイク乗り以外から注目されるような“新しさ”があるということなんでしょうけど。
小田原から伊豆へと抜ける国道135線沿いに建つカフェ「サドルバック」。相模湾を見下ろすテラス席からの絶景はまさに“Paradise Cafe”。ここを目的地にツーリングがてら訪れるライダーも多い。
神奈川県小田原市江之浦415
Tel:0465-29-0830 http://www.saddle-back.com
  • 河西
  • ここに来るまでサービスエリアやスタンドで何度も聞かれた。で、必ず「で、何CC?」って。
  • 鎌田
  • 絶対聞かれる(笑)。
Hondaのオートマチックスポーツクルーザー「DN-01」。最高出力61PSの680cc水冷VツインにHonda独自の油圧機械式無段変速機構「HFT(Human-Friendly Transmission)」を組み合わせる。通常走行に適したDモードのほかSモードや6速マニュアルモードを備え、前・後輪連動+ABS装備のブレーキシステムと併せてスポーツライディングを楽しむことができる。
価格123万9000円(税込)。問合せ=本田技研工業株式会社 お客様相談センター 0120-086819
DN-01取扱店の情報は下記アドレスまで
http://www.dn-01.jp
  • 河西
  • 「680です」って言うとみんな意外そうなんだよね。「もっと大きいと思った」って。つまり「立派に見える」ってことで、DN-01にはコレまでの二輪車のヒエラルキーの中にないクラスレス感があるんだろうな。
  • 鎌田
  • 僕は2005年のモーターショーで発表されたDN-01のコンセプトモデルに少し乗らせてもらったんだけど、そのときから「ああ、こういうバイクの時代が来るな」と思った。やはりHFT(Human Friendly Transmission)というコンパクトで耐久性に優れたオートマチックトランスミッションの存在が大きいですね。
  • 河西
  • クルマでもカメラでもそうだけど、「自動化」というのは世の中の大きな流れであって、避けられないもの。でも二輪車は例外的に「手動=マニュアル」という聖域が守られてきた工業製品だよね。オートマは「スクーター」というちょっと違うジャンルの二輪車として進化してきた、ということもあるけど。なぜ二輪車はなかなかオートマ化が進まなかったのかな。
  • 鎌田
  • レースの世界でも四輪のF1はどんどんオートマ化してるけど、二輪はやっぱりスペースや重量の問題がありますよね。でもビッグスクーターが登場してからイージーライドへのニーズが高まって、いよいよモーターサイクルのオートマ化が求められるようになったってことじゃないかな。DN-01はまさにそのパイオニアだけど、モーターサイクルとスクーターのいいとこ取りをしたニュージャンルのバイクだと思いますよ。
  • 河西
  • 僕もそう思う。「パワーが何馬力」とか「コーナーリング性能がうんぬん」とかいうのから解き放たれた価値観があるよね。あえて言えば「気持ちよさ」っていうのがDN-01最大の価値なのかもしれない。
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