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カーナビの達人 2009 SUMMER

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ケンウッド“HDDスマートナビ” HDV-909DT
ケンウッド“HDDスマートナビ”


HDV-909DT
文=脇森 宏
写真=河野隆行



音のために筐体構造から変えた
スマートナビの最新モデル


 AVナビはその名のとおり、カーナビとAV機能を一体化させた複合モデル。ひとつの筐体内に両方の機能がうまく同居し、各々の性能を存分に発揮するのが理想だが、実際にはこれが難しい。スペースが限られているうえに、カーナビが発生するノイズが、AVの要である再生音を汚し劣化させる。AVナビメーカーは、これに留意して音質改善に取り組み、サウンド面も年を追うごとに着実なレベルアップが認められるが、AVナビはナビ主導で進んできたというこれまでの経緯もあって、ナビを中心とするビジュアル要素が表舞台に立ち、地味な存在のサウンドは裏方にまわるという構図は変わっていない。

 こうしたAVナビの視覚偏重傾向に待ったをかけたのがケンウッド。06年に誕生したスマートナビHDV-770は、AVナビの音質を根本から改善すべく、基本構造にまで踏み込んで開発。ナビが発生するノイズの影響を排除するために、ナビ部とオーディオ部を完全に分離した無干渉セパレートシャシー構造を採用するとともに、オーディオ系の各部に供給される電源電圧の中点を明確にした独自中点回路システムにより音質劣化を防止。さらに同ブランド独自のD/A変換方式や厳選されたパーツを投入、徹底したチューニングも加えられ、それまでのAVナビの水準を大きく超えるサウンドを実現した。

 ケンウッドのAVナビは、その後も高音質路線を堅持。多くのAVナビとは一線を画す、音質重視モデルとして広く認知され、独自のポジションを確立している。

 このたび登場したHDV-909DTは、同ブランドAVナビの最新の成果が投入された注目のモデル。今回から本体に内蔵された地デジチューナーは、同社の得意とする高周波技術により小型化と従来比80%減という消費電力を実現。ツインシールドが施され、無干渉セパレートシャシー内に収められている。独立中点回路システムは、改良が加えられ新独立中点回路システムとして採用。デジタル回路には2倍オーバーサンプリングによって大幅に音質を改善するSRC(サンプリングレート・コンバーター)を搭載、AKM製DACを採用したオフセット・デュアル・ディファレンシャルシステム、高性能DVDプロセッサー、随所に投入された高品位パーツ等の組み合わせにより、さらなる高音質を追求している。



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