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クラリオン “スムーナビ” NX609

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PNDの枠を超えたPND“ストラーダ・ポケット”
09春のPND






クラリオンも独自の
リアルタイム渋滞情報を構築


 ナビ機能は、オンライン交通情報探索を搭載したのが、大きな進化だ。この機能は、スムーナビの発表の直前に登場したクラリオンのフラッグシップナビ、クラスヴィアNX809に初めて採用した、プローブ情報を活用したサービスだ。具体的には、タクシーやクラリオン・ナビのユーザーカーをプローブカーとして、生の交通情報を日立交通情報センターのサーバーにアップロード。その情報を独自の推定補完技術を用いて処理し、リアルタイムでクラリオンの対応ナビ・ユーザーにフィードバックするという仕組み。当初は、情報を提供するエリアは東京23区のみだが、都市部を中心に徐々に拡大していく予定。情報提供の対象道路は今のところVICS対象道路だが、それでもVICS情報が配信されていない道路の渋滞情報もわかる。これは現時点でVICSセンターが渋滞情報の提供を行なっているのが、すべてのVICS対象道路ではないからだ。つまり、VICSより詳しく渋滞情報が得られるわけだ。

 またリアルタイム性に関しては、最速で1分前の情報が反映され、最悪でも6分前の渋滞情報が手に入るというから、充分な速さだ。サーバーとの通信はBluetoothを介して携帯電話で行なうので、当然、通信料がかかるが、そのパケット代は1回につき約20円ほどとのこと。これはパケット定額の契約をしていても別料金になるので念のため。情報取得を手動にしたり、自動で取得する間隔を10分おきとか30分おきという具合に設定することも可能だ。

 TVサーチも搭載している。これはTVや雑誌で紹介されたスポットをデータベース化したもの。最寄検索もできるので、旅先で「どうせならTVで紹介されたことがあるような有名店や話題の店に行きたい」というような場合に便利だ。ほかに1171都市の詳細市街地図を収録したり、約3000万件の個人宅電話番号検索データを収録するなど、地図や検索のデータベースも充実している。

 内蔵のSDDは8GBの容量。モニターは7型ワイドで、解像度はQVGA。DVD/CDドライブを装備し、再生可能なメディアはDVDビデオ、DVD±R/±RW、音楽CD、CD-R/RW、SDメモリーカード、USBメモリーと多岐にわたる。DVDはVRモードに対応しているし、SDメモリーカードやUSBメモリーはMP3/WMAの圧縮音源の再生に対応。ほかにミュージックキャッチャーも搭載していて、再生したCDをSDDに保存できる。さらに2系統のカメラ入力端子を装備しているので、バックカメラとサイドビューカメラをダブルで装着することもできる。

 08年のスムーナビは、リーズナブルで便利なんだけど、地デジがワンセグだけとか、システムアップ性に乏しいなど、ちょっと不満に思う部分もあった。ところがNX609なら、地デジがフルセグ対応だし、システムアップ性も充分。渋滞情報も充実してカーナビとしての能力も申し分ない。コストパフォーマンスに優れたモデルと言い切ってしまおう。



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自車位置連動の地デジ中継局サーチは進歩的

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