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カーナビの達人 2009 SUMMER

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ガーミン“ヌビ”

ガーミン“ヌビ”

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09春のPND
ガーミン
カロッツェリア
パナソニック
ソニー
サンヨー

PNDの枠を超えたPND“ストラーダ・ポケット”
2009夏のニューカーナビ





ガーミン“ヌビ”
nüvi 205
オープン価格
実勢価格:3万円前後





ガーミンが世界中で支持される理由

 今回、テストしたPNDの中で、唯一の海外モデルがアメリカ製のガーミン。昨今のPND人気は、元はといえば欧米から火がつき、日本にも飛び火したようなものだが、実はガーミンは欧米でのPND人気の火付け役。アメリカではカーナビのトップシェアを誇り、世界的に見ても07〜08年の2年連続でGPSのトップシェアを誇るのは、なにを隠そう日本のメーカーではなくガーミンなのだ。

 そんなガーミンの最新機がnüvi205。3.5インチモニター採用のコンパクトモデルだ。ガーミンは3〜4年前、3.5インチモニター採用のポータブルモデル、nüvi360で初めて日本投入され、その後250に進化。さらに4.3インチワイドモニターを採用した900、205Wとバリエーションを増やしてきたわけだが、最新の205は、ガーミンの原点ともいえる3.5インチモデルである。

 本体は、上部に電源オン/オフのスライドスイッチがあるだけのシンプルさ。あとは、すべてタッチパネルで操作する。ボディサイズは幅9.52×高さ7.4×厚み1.95mmとコンパクトで、質量は145グラムという軽さ。このシンプルかつ軽量&コンパクトなボディは、携帯性の良さにつながっている。

 ガーミンの場合、その携帯性が大きな意味を持つ。というのも、オプションで海外マップソースを用意しているから。つまり海外旅行にガーミンとマップソースを持って行けば海外ドライブで活用できるのだ。日本国内なら、レンタカーのほとんどにカーナビが装備されているから、旅先に持って行って使うのは現実味がないが、海外のレンタカーは事情が違っていて、カーナビはオプションで有料だったりするし、そもそもカーナビの設定がない場合もある。そんな海外でドライブする機会がある人には、持っていて損はないPNDといえる。

 海外マップソースを用意している国は、ハワイ/北米/ヨーロッパといった、いかにも行く人が多そうな場所だけではない。ニュージーランド/オーストラリア/ブラジル/南アフリカ/中東/メキシコ/東南アジア/中国/ロシアと、多くの国が用意されている。そのため、海外出張の多いサラリーマン・ユーザーも少なくないとか。海外で日本語の音声案内が受けられることが、いかに心強いことか。僕もアメリカで二度ほど、ガーミンを使ってドライブしたことがあるが、マイルではなくキロで表示できるだけで、所要時間の感覚をつかみやすいし案内も的確。とても重宝した思い出がある。世界時計が使えたり、通貨レート/単位コンバーターにより、簡単に円/ドル換算や単位の変換ができるあたりも、海外での使用を考えている。

 地図データ等を収録する内蔵メモリーは2GBの容量。詳細市街地図は収録していないが、30m〜800kmスケールまで24段階にスケールを変更できる。検索データは電話番号が約800万件と多くはないが、住所検索は約3300万件と多く、号単位までピンポイントで検索できる。ジャンルや電話番号などで行き先の地図が見つからなかったとき、最終的に頼るのは住所。その住所検索データが充実しているのはありがたい。

 また内蔵メモリーの他にマイクロSDのカードスロットが装備されていて、ここに写真を保存したマイクロSDをセットすれば、ピクチャービューアーとして機能する。また、ガーミンのサイトからオービスデータをダウンロードして、カーナビに組み込むことができるのもありがたい。

 日本製のPNDのような、かゆいところに手が届く的な至れり尽くせり感はないが、充分に実用的なガーミンは、世界を旅するドライバーはもちろん国内ユーザーでも満足できるPNDである。



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ガーミンが世界中で支持される理由

試用インプレッション






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