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パナソニック旅ナビ CN-SG500L




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旅行好きの人には欠かせないアイテムとなりつつある旅ナビ。


現在地周辺で何かいいスポットはないかと探す手順。「周辺スポット」ボタンを押せば瞬時においしいお店を探せるという例。




 ポータブルナビやPNDは数あれど、これまでとまったく別の視点から開発されたのが2010年9月に発売された「旅ナビ」だ。この旅ナビ、クルマでもカーナビとして使えるものの、メインユースはあくまで歩行者の利用に重点を置いた歩行ナビ。しかも「旅ナビ」という名称が示すように、旅行者が便利に使えるよう使用対象を絞り込んでいる。誰でも経験があると思うが、初めて訪れる観光地などでは勝手がわからず、旅行ガイドブックとにらめっこしながら旅することが多い。でも旅ナビがあれば迷うことなく散策ができる、そこを狙った商品だ。

 旅ナビはiPhoneより二回りほど大きめのボディに4GBのSDカードとGPSを内蔵した携帯ナビ。SDカードには全国地図のほか、全国の観光地を網羅したMAPPLEガイド100冊分の情報が収録されている。それを地図情報とリンクさせ、細かい観光施設の詳細情報を引き出すだけでなく、旅行の計画を立てたり、内蔵したカメラ機能ともリンクさせ、これまでにない使い方を提案している。そこが既存の歩行ナビとは一線を画するところなのだ。

 旅ナビはカーナビとしても立派に機能する。パッケージにはシガーライターコードやクレードルも付属しており、買ったその日からカーナビとして使用可能。クレードルに装着するとトリガーがかかって自動的に車載モードに切り替わる。カーナビ機能としての検索、案内、地図の表示方法などはストラーダポケットと同様だが、FM-VICSは持たず3Dジャイロも搭載していない。

 オープニング画面の下の「ガイド」を押すと現われるのが、ズラリと並んだMAPPLEガイドのアイコン。全国都道府県別に分かれた47枚の中から1つを選び、行きたい観光地を探す。どの観光地へ行くかまだあてのない場合は用意された定番スポットから選んでもいいし、行きたい地域が決まっていればエリア、ジャンル、名称から探せる。こうしていくつかの観光スポットを選び、それぞれに付箋をつけておけば、あとで吟味しながら自分だけの観光地めぐりのプランを立てることもできる。もちろんナビだから観光地をつないだルートを作ることはいとも簡単だ。

 旅ナビにはさらに魅力的な機能がある。地図と観光情報、それにカメラ機能を巧みに組み合わせた「何これカメラ」と「街並みスコープ」という新機能だ。

「何これカメラ」とは、たとえば知らないお寺を前にして「これは何というお寺でどういう歴史があるの?」という時、お寺に向かってシャッターボタンを押せば画面に写真と解説が現われるという仕組み。もちろん何から何まで収録されているわけではないが、お寺の概要や由来などを知って観光するのと、ただ回るのとでは旅の楽しさや充実感が全然ちがうはず。専属のガイドさんを伴って旅するような感覚を味わえる。 「街並みスコープ」とは、知らない街でも周囲に何があるのかが直感的にわかる機能。まわりの風景にレンズを向けてボタンを押せば画面の風景の上に施設名などが文字表示される。たしかこのあたりに行ってみたい施設があるのだがとか、駅はどっちの方向?といったことを手軽に探すのに便利だ。通常のカメラ機能もある。

価格はオープンだが、実勢価格は4万5000円前後。家電、カー用品の両ルートで販売されている。



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