webCG
カーナビの達人 2012 WINTER
webCGカーナビの達人 > 2012年冬のカーナビ8台 > パナソニック CN-S300WD (1)
TOP
TOP
美的、素敵、先進的 パナソニック ストラーダ H シリーズ
2012年冬のカーナビ8台
カロッツェリア
パナソニック
アルパイン ビッグX
三菱
イクリプス
ケンウッド
ドコモ+パイオニア
ガーミン
通信ナビから自転車ナビまで全7台を紹介


パナソニック CN-S300WD
パナソニック CN-S300WD





概要と特徴


こちらは180mm幅の通常2DINサイズのCN-S300W。WDでは縦配置のハードキーがフレームの下側に並ぶ一般的レイアウト。




 パナソニックの最量販ナビが新しく生まれ変わった。これまで「Sクラス」と呼ばれていたものだが、上級クラスの名称変更に伴い今回より「Sシリーズ」と呼ばれるこの中核的ナビにはふたつのモデルがある。通常の2DIN型のCN-S300Dと幅広ボディのCN-S300WDだ。後者は最近のクルマによく見られる、200mm幅のナビ装着用スペースにぴったりフィットするワイドコンソール対応のモデル。CN-S300Dに対して20mm広げられた部分には、大型のハードキーが縦に並ぶ。ただし、ハードキーを除けばどちらも機能や仕様は同じ。価格にも差を付けていない。

 旧モデルからの変更点としては、ワイドコンソール対応機種新設のほかにもいくつかある。まず、VGAモニターの採用だが、それに伴う変更も広範囲に及ぶ。たとえば基本的な地図データは従来どおりだが、VGAモニターの能力に合わせて地図データの緻密度が上げられた。モニターはVGAの採用だけでなくLEDバックライトも新しいところ。また、外光の乱反射を抑え、くっきりしたクリアな画面が得られる、表面がなめらかなフィルムも今回新採用された。

 渋滞データバンクの搭載も新しい。これは季節や日時、場所が同じであれば渋滞の傾向は大きく変わらないという考えのもとに、VICS情報を受けていない状態でも過去の渋滞統計を元に渋滞を考慮したルート探索を可能にしようというもの。以上のデータ量の増大により、ナビ用SDカードの容量は8GBから16GBに増やされている。SDカードはもう1枚、AV専用の4GBも備えている。

 機能の特徴など細部に関しては別項をお読みいただきたいが、Sシリーズを広く見渡すとこういうことがいえる。ナビとしての基本機能に関しては、Hシリーズのような先進性よりも、手堅い技術の積み重ねと改良で磨きをかけ、その一方で検索方法に話題のスマートフォンとの連携を図った新手法を加えるなど、時流に沿った新しさも見せる。そこが量販ナビに課せられた使命だが、手堅さと新しさ、その双方をほどよく取り入れた調和のとれたナビである。



スマートフォンの専用アプリ「おでかけナビサポート ここいこ♪」を使えば「スマートフォンで検索」→「ナビで案内」といった連携プレイが可能。写真はグルメスポット情報を使って周辺のレストランを検索したところ。下の「ナビへ送信」ボタンを押せばすぐにルート案内が始まる。ここいこ♪にはぐるなびのほか、YAHOO!の施設情報、るるぶDATAの観光スポット情報が完備。


スマートフォン連携の検索

 Sシリーズで最も大きな特徴といえば、検索のツールとしてスマートフォンを利用することだ。携帯電話で場所を検索しナビに転送、案内させるという例は他のナビでもあるが、Sシリーズのものは急速に普及が拡大しているスマートフォンを利用、このために専用アプリまで開発した。それが「おでかけナビサポート ここいこ♪」という無料アプリ。Sシリーズのユーザーはこれをスマートフォンにダウンロードし最新のスポット情報を探し出したら、Bluetoothを介してナビに位置情報を送信。ナビは即座にルート探索を始めるという手順だ。つまり、検索から転送、ナビのルート探索まで一連の操作がスマートフォンから可能というわけだ。


まさに「地図だけ」のフルスクリーンマップ

 Sシリーズの地図の特徴といえばフルスクリーンマップ。ナビは地図上に方角やスケールなど各種アイコンが表示されるが、タッチパネルの場合さらにボタンがあちこちに点在し画面はかなり煩雑な様相を呈する。これを最小限の表示にしスッキリとした画面表示にするのがフルスクリーンマップだ。同名のマップは兄貴分のHDDナビ、Hシリーズにも採用。あちらは手をかざすとメニューが現われたりと凝った便利機構もあるが、Sシリーズでは簡略化。ON/OFFボタンで主要メニューを出したり収納したりする。Hシリーズでいう「ランチャーモード」とほぼ同じ。レスポンスも早く、使い勝手もいい。周囲によけいなボタン類がない地図表示で走るというのは気持ちがよいものだ。



パナソニックCN-S300WDの
性能ポジション

前のページへ


カーナビの達人トップへ


概要と特徴 案内・検索性・ルート探索 地デジ・メニュー・基本機能/総合評価