JAGUAR
02.Impression of XJ
JAGUAR XJ SUPERSPORT ブリティッシュフォーマルの21世紀的解釈 力強いが繊細。古典的にして未来的。 一見相反する価値が同居する「XJ」は、 モノの価値を見抜くことに長けた英国人による、 美意識の21世紀的な表現である。
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"最上"とはどうあるべきか

シートに身をゆだねた瞬間から体が感じとるジャガー特有の心地よさ。それは細かく計算された美しいディテールや、吟味しつくされた上質なマテリアルによって生み出されたものである。と同時に、それはジャガーを愛し、オーナーの気持ちを思いやるクラフトマンたちからの贈り物であり、芸術と表現できるものである。  新型「XJ」のインテリアでは、卓越したクラフトマンシップを随所に見ることができる。上質なレザーが使用されたシートには、職人が手縫いするテーラーメイドスーツと同じ縫製技術が用いられ、ツインニードルステッチがエレガントな空気を演出する。また、ウッドパネルは、味わい深い風合いを引き出すために、実に17回にも及ぶ磨き工程を経て完成する。1本の木からスライスした素材を丁寧に加工しているから、左右の木目がぴたりと対象になっている。

オーナーがジャガーの室内にやすらぎや心地よい時間を感じることができるのは、人の気持ちを豊かにする術(すべ)を熟知し、それを大切にした多くのクラフトマンが携わっているからにほかならない。肌で感じられる温もりまで表現していることこそ、ジャガーが誇るクラフトマンシップの特徴。そこにはいつも体温がある。

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たとえばJaguarDriveコントロールは、エンジン、トランスミッション、DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)を連動させることにより、ドライバーに心地よく、安全で安定した走りを提供する。また、緻密なダンパー制御を行うアダプティブダイナミクスは、ネコ足と表現されてきた乗り心地を見事に実現している。さらに、古くは1948年登場のXK120やCタイプに採用されていたアルミボディは、最新のXJのアルミモノコックへと受け継がれ、運動性能や燃費の改善に寄与している。  数値では表せない運転の楽しさを大事にしてきたからこそ、ジャガーはいつの時代も「クルマとの強い絆(きずな)が感じられる」と評されてきた。ドライバーの感覚を尊重し、先進技術で自動車の世界をリードしてきたジャガーの基本姿勢は、今後も変わることはないだろう。

JAGUAR XJ SUPERSPORT

JAGUAR XJ SUPERSPORT

<主要諸元>
全長×全幅×全高=5135×1900×1455mm/ホイールベース=3030mm/車重=1950kg/駆動方式=FR/5リッターV8DOHC32バルブスーパーチャージャー(510ps/6000-6500rpm、63.7kgm/2500-5500rpm)/価格=1655万円