JAGUAR
01.Philosophy of JAGUAR
美しく速いクルマを創造する スポーツカーにも、サルーンにも、そしてレーシングカーにも、 ジャガーが作るクルマには共通する哲学が貫かれている。 「美しく、速いクルマを創造すること」 創設者のサー・ウィリアム・ライオンズが唱えたこの言葉は、 最新の「XJ」にも変わることなく受け継がれている。
PHOTO

PHILOSOPHY 現代に受け継がれるジャガーネス

ジャガーネス——あるときはネコの足のごとくしなやかに衝撃を吸収する上品な乗り心地を表し、またあるときは高品質なレザーやウッドでしつらえたインテリアの雰囲気を表すこの言葉は、具体的な何かを指し示しているわけではない。しかし、それでいてジャガーの世界観を的確に想起させる響きを含んでいる。  ジャガーの創設者であるサー・ウィリアム・ライオンズは、「クルマとは、われわれが創造することができる物の中で、最も生き物に近い存在である」と考えていたといわれる。彼が作るクルマの優雅さ、力強さ、敏捷(びんしょう)性を表現するうえで、「ジャガー」という車名ほどふさわしいものはなかった。そしてライオンズのクルマ作りの哲学は、「美しく速いクルマを創造すること」であった。  このライオンズの哲学はスポーツカーだけでなく、高級志向のサルーンも、過酷なレースを戦うレーシングカーにも反映されている。流麗なプロポーションと500馬力を超える高性能をあわせ持ったプロトタイプ・レーシングカー「XJ13」にも、その思想を見てとることができる。そして21世紀に入り、変革の時期を迎えた今も、「ジャガーネス」は変わることのない哲学として受け継がれている。

このライオンズの哲学はスポーツカーだけでなく、高級志向のサルーンも、過酷なレースを戦うレーシングカーにも反映されている。流麗なプロポーションと500馬力を超える高性能をあわせ持ったプロトタイプ・レーシングカー「XJ13」にも、その思想を見てとることができる。そして21世紀に入り、変革の時期を迎えた今も、「ジャガーネス」は変わることのない哲学として受け継がれている。

DESIGN その意匠に秘められた美と機能

「デザインは、ジャガーというブランドにとって最も重要な特質のひとつだ」 そう語るのは、現在ジャガーのデザインディレクターを務めているイアン・カラムである。事実、歴代のジャガーには、例外なく流麗なプロポーションが与えられてきた。そしてそれらは見た目の美しさだけでなく、常に機能とのバランスによって成り立ってきた。

PHOTO