新幹線の”打ち出し板金”でつくったアルミのチェロを弾きに「ボルボ S60」でゴーウエスト! 下野康史×ボルボS60 DRIVe 優雅な曲線からなる新幹線の先頭部分は、金属の薄板を手でたたいて曲げていく “打ち出し板金”と呼ばれる工法で作られている。 これと同じ技術で作られたアルミのチェロを弾くために、 下野康史は「ボルボS60 DRIVe」で西に向かった。

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岡山県は桃太郎のふるさと。吉備SAの人形は、どことなく吉本芸人顔。

神戸から390km、東京からは960km、山口県の下松(くだまつ)へやってきた。 新幹線をつくる日立の笠戸事業所がある。

JR下松駅前、北斗亭の中華そば。牛骨でダシをとった下松名物のラーメン。 ちょっとケモノ臭いスープはクセになりそう。

”ぶつかっても安心”から”ぶつからない”へ

2日目、神戸から再びゴーウエストの旅を続ける。まず目指したのは390km 先の山口県下松市だ。  180psの直噴1.6リッター・ターボには申し訳ないが、長丁場の高速走行だから、クルーズコントロールのお世話になる。目と知能をもったハイテク・オートクルーズである。100km/hに設定して走っていても、80km/hのクルマに追いつけば、減速して車間を開け、追従する。前がクリアになると、設定速度 まで自動加速する。ACC走行中でも、もちろん人間の入力が優先するが、逆にたとえば、突然の割り込みにドライバーが気づかなくても、200km/h以下 なら最大1Gの急ブレーキを踏んでくれる。  かつて、ぶつかっても安全なことで名を馳せたボルボが、今あらたに「ぶつからない技術」に磨きをかけている。断崖絶壁の手前でどんなに手綱を引いても、馬はそれ以上前へは進まない。犬ぞりの犬は、氷の薄いところをよけて走る。そのため、北極圏のイヌイットがスノーモービルを使うようになって、落水事故が増えたという。そうした人間のミスを大事に至らせない“自ら考える 安全性能”をこれからのクルマは身につけていくのだろう。  東京近郊の高速道路とはひと味違う山陽道の景色を楽しむうちに、山口県に入る。熊毛ICで高速をおり、下松(くだまつ)の町へ向かう。JR下松駅前の店で、名物の牛骨ラーメンを食べる。匂いは九州の豚骨ラーメンと同じだが、スープはあんなに白濁していない。メニューはラーメンとおいなりさんのみ。 その取り合わせが“異国”である。

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