1泊2日1000kmチョイ乗って考えた
「S60 DRIVe」の“長距離性能”に太鼓判!
森 慶太×ボルボS60 DRIVe
プレス試乗会のような短時間のドライブだけでは、そのクルマの持ち味をすべて把握するのは難しい。
“北欧の良心”を理解する森 慶太が、「S60 DRIVe」で1000km超をイッキに走り、あらためてその魅力に迫る。

webCG

2月17日12時45分:えんえん続く山陽道上りのワインディング区間のどこか。「S60」のためにあるような道……といっておきましょう。

2月17日14時10分:「S60」の時計は14時。アクセル離してDRIVeモードが発動した際の計器盤。要は、D→Nのシフトを自動でやってるわけね。

2月18日6時48分:ホテルオークラ神戸の2021号室。自腹ではゼッタイ泊まらんだろう高そうな部屋……からの景色だったので。貧乏根性から。

「DRIVeは様子見」と言ったけど……

すごく大事なところとして、まず走行中のライン管理や速度管理がやりやすい。「キレイに走ろう」という気持ちさえしっかりあったら大丈夫、ぐらいの感じ。アラート度高めの状態をキープしなくていいので疲れにくい。もし仮にクルマの挙動変化にきわめて敏感な人が隣に乗っていたとしても、「モリ君いまナニやったの!?」とツッコまれにくい。  これは自分でも体験したことだけど、冬のスウェーデン(の特に北のほう)ではアスファルト路面が凍りつく。そんな郊外を、スパイクタイヤ装着でとはいえ、クルマは100km/hぐらいでフツーに走っていく。カーブありアップダウンあり。「グリップあるなあ」なんて思いながら降りて歩いてみると一歩めでツルッ、みたいな。そういう状況がアタリマエの国で作られているクルマ、ということですよ。  同じ「DRIVe」でも、プレス試乗会のときの個体はパワートレインがちょっとナニだった。なにげに加速しようと踏んでもエンジンがキッチリ反応できず、それをカバーするためかクラッチが滑って300rpmほど回転がピョコッと上がって、「ヤバい」と思って反射的にまだ戻し……みたいなことになった。前後方向のGがウニョウニョ変化して、「モリ君いま……」と実際言われた。  今回のは大丈夫だった。出発時すでに東京—福岡間の距離が上乗せされていたおかげで、エンジンが本来の状態になったか、またはそれに近づいたかしていたから、かもしれない。「S60をいま買うならT6がオススメ。DRIVeは様子見」と書いたり言ったりした直後にこれに乗って「ウッ」と思った。「やべー。イイじゃん」。どうしよう俺、みたいな。

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