愛と優しさとお袋の味! 「ボルボS60」で探す日本のスウェーデン 小沢コージ×ボルボS60 DRIVe スウェーデンの本当の魅力とは何だろう。その答えを探しに、小沢コージが旅に出た。北欧の「食」「遊」「住」を体験できる“日本のスウェーデン”に向けて、「S60 DRIVe」がひた走る!

webCG

赤坂見附にあるスウェーデン料理の名店「ストックホルム」。1971年六本木で開業、約10年前にここに。http://www.stockholm.co.jp/

伝統料理のスモーガスボード。ライ麦パンなどに具を載せ、好きなだけ食べられるが、一皿に何個も載せるのはマナー違反。

寒い地方らしく、塩気が多いのがスウェーデン料理の特徴。味付けはシンプルだが、魚貝系のダシが良く効いている。

素材の味を大切にする——スウェーデン料理

前々から気になっていたのだ。スウェーデンの本当の魅力ってなんだろうと。マジメで美しくて、骨太。そこにおそらく間違いはない。ただそれだけではドイツと大して変わらない。しかも、ちょうど良いタイミングだったのだ。ほぼ10年ぶりに生まれ変わった「S60」。というか、ボルボ全体のイメージチェンジとすると、2代目「V70」以来だから実に10数年ぶりの大変化だ。  だけど、不思議なことに乗ってみると変わらない部分がある。今までにない、ハデでセクシーなボルボなのに、独特の安心感は変わらない。根本の“スウェーデンらしさ”は変わっていないのだ。それって一体なんなんだろうと。春も近い東京。スタート地点の羽田空港を出発した私は、まず日本で貴重なスウェーデンレストラン「ストックホルム」に向かった。赤坂見附の交差点沿いだから見たことがある人もいるだろう。  「いわゆるバイキング料理ですよ。元々はこれが原型なんです」  支配人の竹内さんはそう教えてくれた。それが伝統料理の「スモーガスボード」で、要はクネッケと呼ばれるライ麦パンの上に、シルと呼ぶニシンやチーズを載せて食べるひとくち料理だ。日本の食べ放題とはだいぶ違うが、“いろいろとたくさんある”という意味では寿司に近い気もする。新鮮だが、妙に懐かしい。味は、寒い地方の料理だけあってしょっぱい。しかし、味付けそのものはシンプルで、素材の味を壊さない。特に気に入ったのはスープで、魚貝系のダシが濃く、なにか石狩鍋に近いものを感じた。教えられたテーブルマナーも面白かった。一皿にいっぺんに載せるのは下品なので、何回も往復してくださいと。マメであることを美徳とする文化なのだ。

  • Back
  • Back