安全と安楽のセーフティ・パッケージに感謝!
僕は「ボルボS60」で故郷へ向かった
渡辺敏史×ボルボS60 DRIVe
PCのトラブルで計画していた“ソウルフード探訪”はやむなく中止に。
しかも、走り出したとたん、九州道は通行止めとなってしまった。
その時、カーナビは北九州市の中心を通る迂回路を示していた。
渡辺敏史は、まるで最初からそうなる予定だったかのように、懐かしい故郷を目指すことになった。

webCG

雨交じりの天気に泣かされた今回のツーリング。そんな中でもセーフティ・パッケージの装備の数々はフェイルなく機能してくれた。

ひとり旅のお供は使い込んだiPod。「S60」の場合、USBのダイレクト接続が可能。そして旅の途中でゲットしたフリーペーパーの表紙に終始癒やされる。

2日目の後半にしてようやくピーカンに恵まれる。新名神〜伊勢湾岸道は日本の道作りのポテンシャルを思い知らされる上質なドライブルート。

ここにもボルボの伝統が息づく

プレジャーやエモーションと無縁かといえばそんなことはない。昨今のボルボはレンガ呼ばわりされていた昔の印象とはケタ違いに高い運動性を誇っている。「S60」もしかりだ。単にゲインを強めてアジリティを高めるだけでなく、4輪をきれいに使う安心感の高いシャシーセットアップになっていることは、各地のワインディングロードで確認している。飛ばせば応えるそれを、場面場面で存分に引き出して、それなりにアクティブなドライブも楽しめるシチュエーションはいくつもあった。  でも、そうはしたくない時にこそ、ボルボの真価があることを僕は知っている。しなやかなアタリを持ち体をふんわりと包み込むシート、直進時にも十分にストロークしながらフラットな乗り味を供してくれるアシ、初期応答が穏やかに調律されたスロットルやブレーキ、ステアリング等の操作系……。やはりそれは性急なアクションが命取りとなる雪の北欧でつちかわれた伝統の味付けなのだろう。走らせることに関しての本質は、尖(とが)りを極力丸めたボルボの伝統が「S60」にも息づいている。  スイッチ類こそ以前のように手袋をはめたままでも扱えるというわけにはいかないが、もはやおなじみのご当地テイストをモダンに解釈したインテリアは、居心地を彩るに重要な脇役だ。

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