安全と安楽のセーフティ・パッケージに感謝!
僕は「ボルボS60」で故郷へ向かった
渡辺敏史×ボルボS60 DRIVe
PCのトラブルで計画していた“ソウルフード探訪”はやむなく中止に。
しかも、走り出したとたん、九州道は通行止めとなってしまった。
その時、カーナビは北九州市の中心を通る迂回路を示していた。
渡辺敏史は、まるで最初からそうなる予定だったかのように、懐かしい故郷を目指すことになった。

webCG

高速はほぼ時速100kmを、6速2000rpm以下で巡航することが可能。この状態をキープすれば、燃費リッター16kmも楽勝で出る!

2日目、福山のパーキングで初給油。この時点の走行距離は773.8kmで、63.7リッターを補給。満タン計測法だと12.1km/リッター。

神奈川県海老名以来リセットしてなかったトータル燃費は、福岡空港直前で13.5km/リッター。あのテキトー運転でこの燃費は凄い!

鮎沢PAは愛車を眺めながら高速メシの基本、カツカレーをいただける至極の場所。

セーフティ・パッケージは標準装備にしてもいい

今回のロングツーリングでは、「S60」にオプションで装着できるセーフティ・パッケージの性能を存分に堪能した……というか、依存しまくった。もちろんヒューマン・セーフティの歩行者衝突回避・軽減ブレーキを試す状況には出くわさなかったが、このパッケージにはうれしいオマケとして、レーン・デパーチャー・ウォーニング付の全車速追従アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)が載ってくる。  このクルコン、加減速の制御が実に優秀で、高速だけでなくバイパスのような道でも十分実用に足りる精度も有している。ちなみに燃費計測のステージでは、開き直って全区間このクルコンを制限速度に設定し、音楽をガンガン鳴らしながら優雅に走り抜いてみたが、弾き出された数字は16.2km/リッターというものだった。前走車を抜く時はアクセルを踏み込んで素早く……と、他車に迷惑を掛けないように心遣っての結果ゆえ、この燃費は高速道路上で、ほぼ誰もが共有できるものと考えていいだろう。  十分な動力性能を供してくれる最新の1.6リッター直噴ターボにパワーシフトの組み合わせとはいえ、車格を思えば立派な数字といえる。安全だけでなく安楽と環境のためにもと考えれば、セーフティ・パッケージは標準装備してもいいほど有用なオプションだ。  出鼻の思わぬトラブルが、自分の今とこれからを考える機会を与えてくれた。憂いをも前に向かう力に無理矢理変えてしまわなければならない。年を重ねるというのは、そういうことなのだろう。そう考える時を、「S60」はずっと心を乱さぬ静穏で包み込んでくれた。なんにもしない、ただ黙々と時間と距離を紡ぐ、それはクルマならではの旅。偶然に感謝。そしてセーフティ・パッケージにも感謝である。

【走行データ】 ●総走行距離:1150km ●ルート<1日目>福岡→北九州市小倉北区→(山陽道)→神戸 <2日目>:神戸→(新名神・伊勢湾岸道・東名経由)→鮎沢PA→東京 ●燃費 全車共通の高速燃費計測区間*:16.2km/リッター *=東名高速・浜名湖SA—富士川SA間の約120km。

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