新型「レクサスGS」、新たなる地平へ

「意志あるデザイン」にたかぶる〜走りに味方する造形美

よく晴れた翌朝。あらためてGSの各モデルをじっくり眺めてみた。感心したのは、塗装のキレイさだ。こればかりは、例えばドイツプレミアムブランドの高級モデルを隣に並べてみても、ヒケをとらないどころか、まったくもって相手にならないと断言する。磨きのレベルが違う。それゆえ、フォルムやラインを美しく光らせることができる。日なた、日陰を問わず、張りのあるシルエットが浮き立ってみえる。個人的には、スピンドルグリルが迫力のフロントマスクもさることながら、リアドアから後ろ、エンドピラーまわりの造形が気に入った。

踏ん張り感を強調したリアビュー。路面をしっかり捉えるイメージを演出する。

エクステリアと同様に印象に残ったのが、インテリアだ。レザーとステッチがよく似合うダッシュボードフェイシアデザイン、それを支えるようなデザインのセンターコンソール、レザートリムの柔らかな触質感、そしてメタルマテリアルの効果的な配置。国産車がこれまで苦手としてきた領域を、見事に克服した。意志あるデザイナーの目が隅々まで行き届いたインテリアデザインもまた、楽しいドライビングに欠かせない要素なのだ。そして私はいよいよ、復路、宮崎から鹿児島空港までのパートナーとなる、ブラック×ガーネットのGS350“F SPORT”に乗り込んだのだった。“F SPORT”専用グリルやバンパー、19インチホイール、リアスポイラーというスポーティーないでたちにやや圧倒されながらドライバーズシートに落ち着くと、ハッと息を飲んだ。本アルミニウムのパネルが、落ち着いた赤系のガーネットインテリアのなかでとてもよく映えていたからだ。ルーフライナーやピラーがブラック仕立てなのも好ましい。ディンプルレザー施工のステアリングホイールやシフトノブ、アルミのスポーツペダルといった気の利いた演出が、ドライブ気分をさらに高めてくれる。

インパネの中央には、大型の12.3インチディスプレイを配置。

CONTENTS

  • トップページ
  • 試乗インプレッション
    • 01.グランドツーリング
    • 02.ワインディングロード
  • 開発者インタビュー
    • 01.チーフエンジニア
    • 02.動的評価
    • 03.レクサスマイスター
  • フォトギャラリー
  • これまでの新型「レクサスGS」
  • 新型「レクサスGS」オフィシャルサイト