車両実験統括部の伊藤俊則主任に聞く新型「レクサスGS」が目指した走り

——「GS」のモデルチェンジは、単なるモデルチェンジにあらずと聞きました。それはどういう意味ですか。

伊藤俊則主任(以下、伊藤主任) BMWなら「5シリーズ」、メルセデス・ベンツなら「Eクラス」がその任を担っているように、「GS」はレクサスの中核をなす、いわばブランドのけん引役です。だからこそ、新型GSはレクサス第2世代のトップバッターとして走りとデザインで「大きな進化を遂げた」という明確なメッセージを発しなければならないと考えています。

——「GS350“F SPORT”」には、後輪の切れ角も制御するLDH(レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム)が装備されています。いわゆる4WS機能は、過去にも採用例はありましたが、なかなか定着しにくい技術という印象もあります。

伊藤主任 定着しなかったのは、ドライバーが感じる違和感を消せなかったからでしょう。LDHは、ギア比可変ステアリングシステムのVGRS、操舵(そうだ)アシストトルク量制御を行うEPS、後輪切れ角を最適制御する新開発のDRSを組み合わせたもので、それらを統合制御して違和感を消している点が、
他社の4輪操舵システムと決定的に異なるところです。

CONTENTS

  • トップページ
  • 試乗インプレッション
    • 01.グランドツーリング
    • 02.ワインディングロード
  • 開発者インタビュー
    • 01.チーフエンジニア
    • 02.動的評価
    • 03.レクサスマイスター
  • フォトギャラリー
  • これまでの新型「レクサスGS」
  • 新型「レクサスGS」オフィシャルサイト