美しさと躍動感が結晶した独創のクーペ
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ゆったり流すか、周囲をリードするか

ステアリングを握っているのが飛び切りのクーペなら、単なる移動の時間も、とても贅沢(ぜいたく)なものになる。ましてやクルマに乗るために乗る、そんな時間の充足感たるや……。クーペに乗ったことのある人でなければ、理解してもらいにくいかもしれない。しかしながら、街行くクーペの姿を見掛けた時に湧き上がる羨望(せんぼう)あるいは嫉妬にも似た感情を思えば、なるほどと思っていただけるのではないだろうか。

そんなことを考えながら「キャデラック CTS クーペ」で都内を出発した。近年、キャデラックが標榜(ひょうぼう)する「アート&サイエンス」を進化させたスタイリングをまとうCTS クーペのダイナミックなフォルムは、道行く人に果たしてどんな風に見えているのだろうか。そんな風に、見られることを意識して、ちょっといい気になれるのは、すでにクーペの特権である。

キャデラック CTS クーペ

首都高速への導入路を駆け上がるCTS クーペは、まずそのトルクの余裕で魅了する。アクセルを深く踏み込まなくてもスーッと速度が伸びていくから合流も楽にこなせる。このリラックス感がうれしい。

リラックスできるのは、適度な囲まれ感のある絶妙なドライビングポジションのおかげでもある。いい意味で、周囲から隔絶してくれる感覚。これまたクーペらしい。

キャデラック CTS クーペ

直進性は良好だ。乗り心地はどちらかといえば硬め。路面の継ぎ目などではそれなりのショックを伝えるものの、ガッチリとしたボディーとサスペンションがショックを一発で減衰してくれる。

豊かなトルクに身をまかせて流しているのも気持ち良いけれど、アクセルペダルをグッと踏み込めば、流れをリードする立場になるのも容易だ。レスポンスはそれほど敏感ではないが、地力がある分、グーッと力強く速度を伸ばしていく。刺激的というより大人っぽい加速。高速道路をクルージングするには、これが良い。思わずオーディオのスイッチに手が伸びる。5.1chサラウンドのオーディオが響かせる音色に耳を傾けながら、ゆっくり走って行こう。

キャデラック CTS クーペ
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