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webCGカーナビの達人 > 2012年夏のカーナビ > カロッツェリアAVIC-VH99HUD(2/10)

概要

視線移動の少なさを実感
それ以上に感じる基本性能の高さ

 昨年は、フロントカメラを通して見た実写映像に、ルートや道周辺の施設アイコン、車間距離をはじめとした様々な情報を加えて表示するAR(拡張現実)スカウターモードで話題を呼んだカロッツェリア・サイバーナビだが、今年は最上位機種にHUD(ヘッドアップ・ディスプレイ)を標準装備。HUDに映るAR情報と窓越しに見える風景を重ね、視線移動の少ない案内を実現した。

 HUDを装着するには、まずサンバイザーを外さなければならないため、その賛否はあるだろう。が、このHUD、技術的には凄い。HUDといえば液晶の映像を反射する方式はよくあるが、新サイバーのそれはレーザーでHUDのコンバイナーと呼ばれるバイザー部分に描く。つまり、コンバイナーの表面に反射した映像が見えるのではなく、コンバイナーを透過して窓の外で焦点を結ぶため、情報が浮かんで見えるのだ。ちょうど、夜、電車に乗って窓の外を見ると、自分の姿が窓の外に見えるような感覚といえばわかりやすい。メーカーがいう「3m先に見える」よりは近い印象だが、窓の外に情報が浮き立つのは不思議な感覚だ。色もフルカラー。従来からある単色のHUDとはまるで違う鮮やかさだ。

HUDユニットはサンバイザーを外して装着。コンバイナーはほぼ水平まで角度調整できる。

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