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webCGカーナビの達人 > 2012年夏のカーナビ > ケンウッド MDV-737DT(3/4)

うれしい位置精度の向上

 MDV-737DTを語るにあたって注目したいのは、自車位置精度が向上したこと。本モデルでは、全国主要道路約140万カ所の傾斜データを収録、新採用の3Dジャイロセンサーと組み合わせることで、特に高架道路とその下を走る道路とを区別する能力が高まった。実走テストではここをチェックした。頭の上を覆い被さるように走る首都高速に乗るべく真下の一般道から進入。当然接続する道路は傾斜がついているわけだが、この区間でMDV-737DTの自車マークは一般道から高速道へときれいに切り替わった。子画面の表示内容が変わったことは、写真でもおわかりいただけよう。

 発売時期が古いと地図も古いのかと心配になるが、このあたりは二段構えで対応する。ケンウッド・ナビの地図データには、大型主要道路の「開通予定情報」があらかじめ格納されており、更新対象となる道路であれば開通後に簡単な操作ひとつで地図上に表示することができる。もちろんルート探索の対象にもなる。他の道路は同社独特の更新プログラム「KENWOOD MapFan Club」への入会で対処する。これは地図データを提供するインクリメントPが提供する携帯電話向けあるいはスマートフォン向けの地図サービス「MapFan」の有償ユーザー(月額315円/1年以上の継続利用が必要)になれば、簡単な手続きだけで2017年まで毎年1回/計5回分の地図更新が実質無料で受けられるというもの。従来の更新方法と比べると、格段に安い費用で地図を書き換えることができる。

2階建ての高架道路で測位性能を調べてみた。交差点方面看板でもわかるように現在は1階の一般道を走行中。地図では緑色の道を走っていることになる。高速の入口は道路の右側にある。

傾斜路を走行中。自車位置がクッと左に動き、高速道路を認識した瞬間の画像。

直後に本線に乗り、子画面にはハイウェイモードの絵が出た。この間、自車位置の動きはきわめて安定していた。

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