webCG カーナビの達人
webCGカーナビの達人 > 2012年夏のカーナビ > ガーミン nüvi 2790V/2790(2/4)

クルマ文化と便利さのはざまで

 「輸入車にナビを付けるのは困難」とは以前から言われてきたこと。車速信号が取れない、付ける場所がない──これが大きな理由だ。車速信号の取り出しに関しては、さすがに技術の進歩とメーカーの対応で解消されたが、それでも一部の進歩しすぎたクルマは複雑なコンピューター回路が他の接続を許さないため「純正以外はお断わり!」状態が続いている。付ける場所がないという問題は、生産国のお国柄も関係している。日本ではもはや自動車メーカーにとってもカーナビの装着は“must”事項だから、2DINあるいはそれ以上のサイズをダッシュボード内に確保しているが、海外ではさほど重要視されていない。輸出に熱心なメーカーは出荷前に対応してくるが、そうでないメーカーのクルマは日本上陸後に輸入元が自らパネルを製作しカーナビ装着に備える。しかし、改造の余地があるクルマならまだいい。デザインフィロソフィーが徹底したクルマだと、ダッシュボード全体が完成されたひとつのデザインであり、顧客もそこに価値を見いだすから「あと付け」は不可能に近い。いい例がミニでありチンクエチェントだ。こういうクルマのオーナーはオリジナルデザインに手を加えることなど、まっぴらゴメンなのだ。さらに先に挙げた「進歩しすぎたクルマ」のオーナーや、物理的には付けられるのだけれど装着位置が低すぎるから付けなかった等の理由で未装着のオーナーまで加えると、どれだけの煩悩が世をさまよっていることか。

六本木ヒルズ周辺にて。3Dマップでは高層の建物も現実感あふれる形で描画。実際にずれることなく走る様はまるでゲームを見ているかのよう。


豊富な検索データから施設を探すのもいいが、地図上から探してタップしても施設名がポップアップするのは便利。しかし、スクロールはちょっとやりにくい。

戻る
Copyright 2012 Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.