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webCGカーナビの達人 > 2012年夏のカーナビ > ガーミン nüvi 2790V/2790(3/4)

GPS 経験の深さがモノをいう

 そんな悩めるオーナーにはPNDが救世主となる。海外ではナビ装着可能なクルマでも付けているほどPNDは圧倒的な人気だし、日本でもオンダッシュナビが姿を消した現在、こちらを選ぶオーナーがほとんどだ。しかし彼らが完全に満足しているかというとそうでもないはず。というのは、PNDはどうしても測位をGPSだけに頼らざるを得ないため、郊外なら問題なくてもビルが立ち並ぶ都会を走ると充分に衛星が捉えられず、満足な位置精度が出ないことが多いからだ。PNDなんだから仕方がないさ、とあきらめている人も多いのではないだろうか。

 そんな輸入車オーナーに耳打ちしたいのがガーミンだ。筆者も自他共に許すこだわり派だから厳しく見るのだが、ガーミンの測位性能はすごいのひと言に尽きる。まず、測位性能がGPSオンリーとは思えぬほど抜群なのだ。一般道であまりに優秀なので、いじわる心が働いて、高層ビルが立ち並ぶ六本木ヒルズの下、しかも樹木の茂る(ビルと同じくGPSの天敵だ)けやき通り周辺を走らせても、まったく破綻なく縫うように走ったのには、正直驚いた。これは通常のGPS捕捉性能が高いだけでなく、準天頂衛星「みちびき」に対応していることも好結果につながっていると思う。現在は1機のみの稼働だから1日8時間しかメリットを受けられないが、常に日本上空にありアメリカが運用するGPSを補完する効果は少なくないはずだ。

ルート案内中の画面を3Dで見るとこんな感じ。ガーミンは画面の小さな機種でも、この案内のおかげでとても見やすい。


大きな交差点では画面右側に拡大図も現われる。7インチの大画面だから2画面表示もゆとりがある。

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