Introduction 新型アウトランダーはこんなクルマ SUVに求められる「上質感」「安全性」「環境性能」を追求した新型「アウトランダー」。 そのポイントを詳しく解説する。

1/3 文=青木禎之/写真=荒川正幸

上質さと空力性能を両立させたスタイリング

7人乗り、3列シートを備える高いユーティリティーが評価された初代が登場してから7年。2代目「三菱アウトランダー」は、「上質」「安全」「環境」をキーワードに、三菱が持つクルマづくりの技術とノウハウを結集。内外装を作り込み、便利なだけではない、上質感をもアピールする国際派SUVとなった。クルマとしての基本性能の底上げ、使い勝手の向上はもちろん、環境性能の追求、新たな安全技術の導入と、SUVを新たな次元へと導く意欲作である。

エクステリアは、存在感あるデザインと空力性能を両立させたもの。丸みを帯びたパンパーの角、なだらかに落ちるルーフライン、左右に絞られたキャビン後半部などの恩恵で、Cd値は約7%も向上、0.33を実現した。走行中の空気抵抗低減で、さらなる燃費向上を図った。

車格感をアップしながらも、ボディーの大きさは先代とほとんど変わらない。それでいて、骨格部に高張力鋼板を多用、シートパネルを薄くできる曲面デザインを採用することで、先代と比較して60kgの軽量化を果たした。2リッターモデルの車重は1440kg、2.4リッターのそれは1520〜1530kg。環境性能の追求を、ボディーの軽量化によっても果たしている。