新型レガシィ ここが変わった!

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インテリアも大きく変わった。なかでも目立つのが、SI-DRIVEの操作スイッチがセンターコンソールからステアリングホイールのスポーク部分に移動したことだ。この変更により、視線変更を最小限に抑えてSI-DRIVE
を操ることができるようになった。

そしてこれまでSI-DRIVEのスイッチがあった場所に、電動パーキングブレーキを移設。駐車する際には、左手でシフトセレクターをPレンジに入れてすぐにパーキングブレーキを操作できるなど、使い勝手が大幅に向上した。

もうひとつ、回転計と速度計の間に3.5インチ大型カラー液晶を採用した点も見逃せない。EyeSightやSI-DRIVE、アイドリングストップ機構の作動状況や燃料消費などが、瞬時に理解できるようにデザインされている。インテリアの変更が、いずれも機能を第一に考えたものである点がスバルらし
いと言えよう。

全長を延ばしてまでフロントマスクの表情にこだわり、インテリアはインターフェイスを一新した。スポーティーかつ上質な方向に進化したレガシィの
内面を、形でも表現しているのだ。

新しいレガシィのパフォーマンスを語る上で外せないのが、新たに追加した2リッターの水平対向直噴ターボエンジンDIT(DirectInjection Turbo)である。最高出力300psと最大トルク40.8kgmは、既存の2.5リッター水平対向ターボエンジンの数値(285ps、35.7kgm)を上回る。さらにはJC08
モード燃費も約20%向上して12.4km/リッターとなっている。

排気量をダウンサイジングすることで燃費効率を上げつつ、直噴やツインスクロールターボの技術でパワーアップを果たしたのだ。そしてこの新エンジンを搭載する2.0GTDITがB4/ツーリングワゴンのフラッグシップモデル
となる。

DITユニットの高出力と燃費性能をフルに引き出すために、トランスミッションは新開発の高トルク対応リニアトロニック(CVT)を組み合わせた。両者のコラボレーションは離陸時のジェット機のような、段差のない圧倒的な加速をもたらすという。SI-DRIVEを「S#」に設定するとリニアトロニックは8段マニュアルモードとなり、MT車感覚で操ることができるよう
になる。

2.5リッターのNA(自然吸気)エンジンも進歩を遂げた。絶対的な出力アップもさることながら、中速域でのトルクを太らせることで、だれが乗っても常用領域での気持ちよさが感じられるようになったのだ。さらに、アイドリングストップ機構を備えることで14.4km/リッター(JC08モード)という優れた燃費値も達成している。なお、B4/ツーリングワゴン用の2.5リッターターボエンジンと、アウトバック用の3.6リッター6気筒エンジン
はいままで通りラインナップする。