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カーナビの達人 2013 SUMMER
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ゼンリンのカーナビ地図
「現地調査なくして正確な地図づくりはできません」
全国規模でドアtoドア案内を実現する
先進性、将来性を見越したデータ整備も進捗中


ゼンリンのカーナビ地図




全国規模でドアtoドア案内を実現する


道路は存在していてもさまざまな理由で車両が通行できないケースは少なくない。ゼンリンでは現地調査のうえ通行の可否を判断、さらにどんな理由で通行不可かまでデータに残している。



道幅の調査も同様に現地調査に基づく。現地を映した画像から実際に走れる幅員を算出、規定以下の場合は走行可能道路の対象にしない。



方面案内看板もこまめに調査。表示内容が以前と変わっている場合は、実際に限りなく近い形に更新する。


ドアtoドアは、カーナビによる道案内のひとつの理想形。ところが現実はそうなっておらず、目的地付近に近づくと案内をやめてしまう機種が少なくないうえ、本当の目的地は川向こうだったとか、袋小路に迷い込んでしまったという話も聞くことがある。こうした問題を解消すべく4年前からゼンリンが実施しているのが、細道路規制情報の収集。「安心して通ってもらえる道案内ができるように、より間違いのないしっかりとした規制情報の取得を進めており、あと1年で日本全国の調査を終える予定」ということだ。

規制と聞くと道路標識による規制を思い浮かべがちだが、ゼンリンの細道路規制情報はそれだけにとどまらない。「これまで誰も正確に把握しておらず、現地に行かないとわからないすべての規制を情報として捉える」ために細道路計測車両を投入。標識による規制に関しては一方通行をはじめ指定方向外進入禁止や補助標識による時間規制などを取得、加えて縁石や車止めなどの物理的な規制、さらには私有地なども規制として扱い、無用なトラブルが発生するのを防いでいる。

また、地図上の幅員があっても商店街などでは店先の路上に展示物などが置かれたりすることが多く、幅員に加えてこうした障害物の情報も加味してルート整備を行っている。さらに映像から道路の幅員が計測できる機能を備えており、「側溝のふたまで考慮した道路の幅員をすべて押さえている」とのことである。

こうして車両実走によって得られた細道路規制情報は、住宅地図の調査で収集した入り口情報を元にした建物到着地点情報および道路ネットワーク情報と組み合わせてデータベースに格納。カーナビで目的地検索を行うと、これらのデータを総合的に勘案してルートを選択、目的とする建物の到着地点まで安全・安心に走れる道を案内してくれるというわけだ。

最後に西村氏は、「一般的なカーナビが登場して20年以上になりますが、ようやく目標としてきたドアtoドアのナビゲーションが実現しました。目的地まで安全・安心でしっかりと送り届けてくれるナビ。その鍵となるのは、目的地となるすべての建物の“入り口”へと導く適切な到着地点情報です。当社ならではの、一軒一軒歩いて表札などを調べるローラー調査を活用して、効率的で正確な情報収集を進めています。ローテクとハイテクを駆使して、一日も早くドアtoドアを全国くまなく完成させたい」と抱負を語ってくれた。



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全国規模でドアtoドア案内を実現する
先進性、将来性を見越したデータ整備も進捗中