【スペック】オロチ:全長×全幅×全高=4560×2035×1180mm/ホイールベース=2600mm/車重=1580kg/駆動方式=MR/3.3リッターV6DOHC24バルブ(233ps/5600rpm、33.4kgm/4400rpm)/価格=1050.0万円(テスト車=1100.0万円/本革シート=20.0万円/パール塗装=30.0万円)

ミツオカ・オロチ(MR/5AT)【試乗記】

花より団子 2007.07.05 試乗記 ミツオカ・オロチ(MR/5AT)
……1100.0万円

6年近い胎動期間を経て、ついにオロチが公道に躍り出た。「ふつうに乗れるスーパーカー」とは、いったいどんなクルマなのか? 『webCG』のコンドーと関が試乗した。

全力投球してる

コンドー(以下「コ」):う〜ん……(しばし黙りこむ)。こら、どこから見ても“スーパーカー”や。
関(以下「せ」):公道に居ちゃいけないオーラが出ています。
コ:跳ね馬も猛牛も震えるわ。間違いない。それに、実際見るとデカいなぁ。
せ:幅が2m越えてますから。お手本にしたという「フェラーリ512TR」が4480×1976×1135mm。スリーサイズは全部上まわってるんです。ホイールベースも50mm長い。
コ:へぇ、そうなんや。テスタロッサよりデカいんや。45mmも高いんや!
せ:ヘンなところに感心しますね。デビューしたのは、2001年の東京モーターショー。市販化に向けて徐々にデザインがモディファイされたけど、6年たってもインパクトが薄れないなんて、大したモンです。

コ:好き嫌いはあるやろけど、デザイナーが全力投球した気合は感じる。とにかくディテールには、こだわってんで。ランプまわりやサイドのキャラクターライン、ボンネットのエアスクープと。あっさりしたとこが全然ない。
せ:実際、それらに穴は空いてないんです。意匠は凝るけど、機能面はそれほどには凝ってない。
コ:FRPだからと違うん? こんだけ穴だらけになったら、ベコベコになってまうやん。
せ:ホントの理由は雨対策。クルマを作るにあたって、水の処理は想像以上に苦労したようです。

コ:このヘッドランプもカッコ優先したんやろけど、「蛇やから目は大事やろ」ってのはサスガ。手ぬいてない。
せ:瞳は、ガラスの内側から手作業でペイントしてるそうですよ。車検に通るとはいえ、白壁にライト当てると、影が見られるそうで。
コ:ちゃんと大蛇に見える。あとは舌がチロチロってしてたらカンペキや!

伸びやかな大蛇の肢体は、先輩の“和製スーパーカー”「ホンダNSXタイプR」(4430×1810×1160mm)と比べてもひとまわり大きい。
タイヤサイズは、フロント245/45R18、リア285/40R18。スポークが8本なのは、「ヤマタノオロチ」を意識してのこと。
伸びやかな大蛇の肢体は、先輩の“和製スーパーカー”「ホンダNSXタイプR」(4430×1810×1160mm)と比べてもひとまわり大きい。
タイヤサイズは、フロント245/45R18、リア285/40R18。スポークが8本なのは、「ヤマタノオロチ」を意識してのこと。
FRP(繊維強化プラスチック)製のボンネットの下には、大型のラジエター。その両サイドに、もなか状の「クラッシュボックス」(衝撃緩衝材)が置かれる。外装は、鉄製のドアを除き、すべてFRPでできている。
FRP(繊維強化プラスチック)製のボンネットの下には、大型のラジエター。その両サイドに、もなか状の「クラッシュボックス」(衝撃緩衝材)が置かれる。外装は、鉄製のドアを除き、すべてFRPでできている。
関連記事
  • ミツオカ・オロチ・ゼロ 2008.2.8 画像・写真 “ファッションスーパーカー”オロチの装備を簡素化した廉価モデル、「オロチ・ゼロ」のディテールを写真で紹介。
  • ミツオカ・オロチ・カブト(MR/5AT)【試乗記】 2008.12.5 試乗記 ミツオカ・オロチ・カブト(MR/5AT)
    ……1380.0万円

    「オロチ」にウェットカーボン製のエアロパーツなどを追加したスペシャルバージョン「カブト」。その見た目と価格に驚かされるが、乗ってみると意外に……。
  • ミツオカ・オロチ(MR/5AT)【試乗記】 2007.8.31 試乗記 ミツオカ・オロチ(MR/5AT)
    ……1100.0万円

    “免許取り立ての人でもすぐに乗れるスーパーカー”がコンセプトの「ミツオカ・オロチ」。その真意を探る。
  • 光岡オロチ(その2)(20) 2006.9.20 画像・写真 開発終盤といわれる、光岡自動車のスーパーカー「オロチ」。ついに公開された、自走可能な「最終市販バージョン」の姿を写真で紹介する。
  • 日産スカイラインGTS-R ETC出場車(1988年) 2017.5.24 画像・写真 欧州ツーリングカー選手権やスパ・フランコルシャン24時間レースに参戦。世界に挑んだ初めてワークス・スカイラインこと「スカイラインGTS-R ETC」が、日産姪名車生クラブによってレストアされることとなった。その姿を写真で紹介する。
  • 「ルノー カングージャンボリー2017」の会場から 2017.5.23 画像・写真 「カングー」のファンを中心としたルノー・ジャポン最大の公式イベント「ルノー カングージャンボリー」が、今年も山中湖で開催された。参加台数、参加人数ともに過去最高を記録したイベントの様子を、写真でリポートする。
  • 第42回:最新ディーゼル4台イッキ乗り!
    Sクラスのディーゼルハイブリッドは高い!? 安い!?
    2017.5.23 カーマニア人間国宝への道 清水草一の話題の連載。第42回は「最新ディーゼル4台イッキ乗り! Sクラスのディーゼルハイブリッドは高い!? 安い!?」。ディーゼルの頂点に君臨するメルセデス・ベンツのフラッグシップは果たして“買い”か?
  • ポルシェ911 GT3(RR/7AT)/911 GT3(RR/6MT)【試乗記】 2017.5.22 試乗記 ピュアなレーシングカーである「ポルシェ911 GT3カップ」譲りの4リッター水平対向6気筒エンジンを得て、一段とサーキットに近い成り立ちとなった新型「911 GT3」。その実力を南スペインで試した。
  • ベントレー・フライングスパーW12 S(4WD/8AT)【試乗記】 2017.5.23 試乗記 「ベントレー・フライングスパー」に、最高速度325km/hの「W12 S」が登場! ベースモデルに上乗せされた10psと20Nmに、230万円のエクストラに見合う価値はある? ややコワモテの試乗車と対した筆者は、見て驚き、乗って驚き、走らせてまた驚いた。
  • トヨタの軽「ピクシス エポック」がフルモデルチェンジ 2017.5.12 自動車ニュース ダイハツ工業からOEM車として供給されている「トヨタ・ピクシス エポック」がフルモデルチェンジ。2017年5月12日に、2代目となる新型が発売された。
ホームへ戻る