次期型「ホンダ・フィット」用カーナビがお披露目

2007.07.04 自動車ニュース

次期型「ホンダ・フィット」用カーナビがお披露目

本田技研工業は、純正ナビゲーションシステム用に、リアルタイムな道路情報更新などを可能にした新機能を開発した。

■開通したら即反映

1981年から開発が続けられてきた、ホンダの純正ナビゲーションシステム。
今回の目玉は、主要道路の新規開通情報を“開通とほぼ同時に”ナビのルート誘導に反映できる「主要道リアルタイム地図更新」機能だ。

これまで道路データの書き換えには、開通後に現地の実走調査を開始するなど、更新版データのリリースまで数ヶ月の時間を要していた。新型ナビでは、道路工事図面や航空写真を使った綿密な事前調査を行うことで、そのタイムラグを解消。さらに変化のあった差分データだけを携帯電話通信で優先的に配信するなどし、迅速な更新を実現した。

また、ハードディスクの取り外し作業を伴うことなく、DVD-ROMでHDD内に差分データを供給することも可能。データを細分化し、現在地から目的地までの周辺を優先的に更新(のちにバックグラウンドで全国の地図データを自動更新)することにより、約30分の作業時間で新しい地図の利用が可能になるという。

今秋に発売予定の、新型フィット用「HDDインターナビシステム」から順次サービスを展開する予定だ。

■豪雨や地震の天災情報も

同時に、純正ナビユーザー向けの情報サービス「インターナビ・ウェザー」にて、「豪雨地点予測情報」と「地震情報」の追加サービスを、2007年7月5日から提供することが発表された。

日本気象協会による局地的な気象予報と、HDDナビの運行予想をマッチング。約10分先までの30mm/hを超える豪雨情報や、予想ルート付近に起きた震度5弱以上の地震情報などを、事前にドライバーに通知する。

さらに、現在地が地震発生場所に近い場合、クルマから家族などに電子メールを自動送信して安否確認を行う「位置情報付き安否連絡」サービスも実施予定。こちらは「主要道リアルタイム地図更新」と同時、秋に発売する新型フィットから搭載を始めるとのことだ。

(webCG 関)

新型「フィット」に搭載予定の、新型ナビゲーションシステム。
新型「フィット」に搭載予定の、新型ナビゲーションシステム。
2007年6月23日に開通した「圏央道あきる野IC〜八王子JCT間」のデータ更新の様子が紹介された。
2007年6月23日に開通した「圏央道あきる野IC〜八王子JCT間」のデータ更新の様子が紹介された。
発表会場には、アコード(1981年)に搭載された、カーナビの元祖「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ」も展示された。
発表会場には、アコード(1981年)に搭載された、カーナビの元祖「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ」も展示された。
「位置情報付き安否連絡」メールのデモ画面。地震の際、ドライバーは家族などに安否を知らせることができる。
「位置情報付き安否連絡」メールのデモ画面。地震の際、ドライバーは家族などに安否を知らせることができる。

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