アストン・マーティン、シルクロード走破の旅へ

2007.06.25 自動車ニュース

アストン・マーティン、シルクロード走破の旅へ

2007年6月25日、東京〜ロンドン間を走破するチャリティイベント「Driving Home Road Safety 2007」の記者会見および出走式が、都内のホテルで開かれた。

「Driving Home Road Safety 2007」(ドライビング ホーム ロード セーフティ 2007)は、国連が支援するチャリティイベント。

東京からロンドンまでの約1万マイル(約1万6000km)を、“現代のシルクロード”たるアジアの幹線道路網(アジア・ハイウェイ)を使って走破し、交通安全に対する国際社会の関心を高めようというものだ。
イベントに協賛する企業から得られる寄付金10万ユーロ(約1660万円)は、近年アジア諸国で増加している交通災害の対策として、子供たちの交通安全教育に充てられるという。

ドライバーをつとめるのは、英国人の2人。活動の提唱者である教師のリチャード・メレディス(58)とツアーガイドのフィル・コリー(42)だ。
肝心のクルマは、「英国で最もホットなもので、人々の関心を集めたい」というリチャードの希望が受け容れられ、アストン・マーティンの新型スーパースポーツ「V8ヴァンテージ」が用意された。

すでに16万キロを後にしたテスト車ゆえ、耐久性もメーカーの折り紙つき。とはいえ、アジア・ハイウェイは長く、1割ほどの未完成部分も残る。
対するクルマのカスタマイズといえば、フルサイズのスペアタイヤと予備のガソリンタンク、サンプガードの強化、車高アップくらいのもの。
道中、サポートカーは付かない。
「困難だからこそ、意味があるのさ!」とリチャードは語るが……

会見を終えた2人は、すぐに福岡へ向けて出走。その先は、フェリーで韓国に渡り、中国、中央アジア、トルコ、欧州各国と続く。
ゴールは、7週間後の2007年8月13日、英国はロンドンのトラファルガー広場を予定。無事の完走を祈るばかりである。

(webCG 関)

こちらがツアーの“足”、「アストン・マーティンV8ヴァンテージ」。
こちらがツアーの“足”、「アストン・マーティンV8ヴァンテージ」。
道に迷わないように(?)、ルーフには道中のマップが描かれる。
道に迷わないように(?)、ルーフには道中のマップが描かれる。
ステアリングを握る、リチャード(写真左)とフィル。交通事故による死者は、世界で年間120万人。うち8割を発展途上国が占めるという。「この悲劇を、人類の共通問題として認識してほしいんだ」とリチャード。
ステアリングを握る、リチャード(写真左)とフィル。交通事故による死者は、世界で年間120万人。うち8割を発展途上国が占めるという。「この悲劇を、人類の共通問題として認識してほしいんだ」とリチャード。
帽子を振りながらヴァンテージは勢いよく出発した。グレートジャーニーの幕開けだ。
帽子を振りながらヴァンテージは勢いよく出発した。グレートジャーニーの幕開けだ。
あなたにおすすめの記事
関連記事
  • アストンマーティンDB11ローンチエディション(FR/8AT)【試乗記】 2017.3.15 試乗記 アストンマーティン伝統の、「DB」の2文字を車名に冠したニューモデル「DB11」。端々に伝統を感じさせるデザインで、新開発の5.2リッターV12ツインターボエンジンと先進のエアロダイナミクスを包んだ新世代アストンの実力を試す。
  • アストンマーティンの新型スポーツカー、欧州でスパイショット公開 2017.8.3 自動車ニュース 欧州で、アストンマーティンのスポーツカー「ヴァンテージ」の後継モデルとされる新型車のスパイショットが公開された。「ヴァンテージ」の後継モデルは2017年の暮れに発表される予定で、AMG製のエンジンが搭載される可能性がある。
  • フェラーリ812スーパーファスト(FR/7AT)【海外試乗記】 2017.8.1 試乗記 車名の「812」とは“800psの12気筒”の意。FRのロードゴーイング・フェラーリとしては、史上最強かつ最速を掲げる「812スーパーファスト」。その実力をフェラーリのホームグラウンド、フィオラーノ・サーキットで解き放った。
  • アストンマーティン、2017年モデルの概要を発表 2016.5.31 自動車ニュース アストンマーティンが日本で販売する各ラインナップの2017年モデルを発表した。ラインナップにおける大きな変更としては、「V8ヴァンテージ」シリーズの車種を高性能版の「V8ヴァンテージS」に統合。「DB11」の登場に伴い、「DB9」の車種も整理されている。
  • 第53回:カーマニア、堕落の選択 2017.8.8 カーマニア人間国宝への道 清水草一の話題の連載。第53回は「カーマニア、堕落の選択」。5年後に還暦を迎える筆者が、次なる“牛丼車”として狙いを定めたのは、「BMW 320d」。その、安全性能は十分か否か? 「3シリーズ」の自動ブレーキとACCの進化の変遷に迫る。
ホームへ戻る