残り1時間、No.7のプジョーが脱落!【ルマン 07】

2007.06.17 自動車ニュース
No.7のプジョー908。
(写真=プジョー)
残り1時間、?7のプジョーが脱落!【ルマン 07】

【ルマン 07】残り1時間、No.7のプジョーが脱落!

やっぱり今年のルマンは一筋縄ではいかなかった!
朝を迎え、トップにいたNo.2アウディがクラッシュで戦線離脱。しばし均衡ムードが続いたが、残り3時間となる正午から、またにわかに雲行きが怪しくなってきた。

■No.7プジョー908に突如異変が……

通常、1スティント=13周で周回していプジョーのマシン。2位にいたNo.7が、まだ7周しか走っていないのにイレギュラーのピットインをしてくるではないか!
ピットに滑り込み、そのまま中に格納されてしまった。TVカメラに映らないよう、ガードを立てて作業をするスタッフ。その間、3位にいたNo.8の僚友が2位へと浮上した。

そして次なるドラマの幕が上がる。

今度は、No.2アウディの分まで奮闘を誓ったNo.1アウディがルマン名物として知られるユノディエールのファーストシケインを曲がりきれずにタイヤバリアをかき分けて通過。
足まわりに問題を抱えているのではという懸念もあった。すでにそのときコース上に雨が落ち始め、足元が滑りやすくなっていたのだ。

一部のコースで降り始めた雨は瞬く間にコース全面へと広がり、午後1時前にはウェット宣言が出されることになった。

トップのNo.1アウディも深溝のレインタイヤを装着すべくイレギュラーのピットインだ。

■ラスト1時間での悲劇

これと入れ代わるように修理を終えたNo.7プジョーがコースへと向かう。雨の中、ミナシアンがマシンチェックを行ったが、アウトラップだけで再びピットへ。
およそ40分の時間をかけて修復した成果を残せず、午後2時前にはリタイヤ届けを提出。長く、そして多忙なレースウィークに終止符を打った。

チェッカーまで残り1時間となった現在(午後2時)、大粒の雨が路面を叩き付けている。このまま無事、出走中の車輌がチェッカーを受けることができるのか……いまはただ、“そのとき”を待つだけだ。

(文=島村元子/text=Motoko Shimamura)

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