【スペック】LS600hL “後席セパレート package”:全長×全幅×全高=5150×1875×1475mm/ホイールベース=3090mm/車重=2380kg/駆動方式=4WD/5リッターV8DOHC32バルブ(394ps/6400rpm、53.0kgm/4000rpm)、交流同期電動機(224ps、 30.6kgm)/価格=1510万円(テスト車=同じ)

レクサスLS600h(4WD/CVT)/LS600hL(4WD/CVT)【短評(後編)】

トヨタへの期待(後編) 2007.06.17 試乗記 レクサスLS600h“versionU・I package”(4WD/CVT)/LS600hL“後席セパレートシートpackage”(4WD/CVT)
……1392万5150円/1510万円

レクサスのフラッグシップ「LS600h」に試乗。ハイブリッドシステムの完成度を実感したリポーターだが、気になるところもあるという。

異次元の加速

高速道路に足を踏み入れると、「レクサスLS600h」はさらに凄さを見せつけた。合流車線で思い切りアクセルペダルを踏んだら、エンジンの回転は一気に4500rpmくらいまで跳ね上がり、豪快なトルクであっというまに100km/hに到達。そこで右足の力を緩めないと、すぐにいけない速度域に突入してしまうから注意が必要だ。道路の勾配にもよるが、100km/h巡航時の回転数は1000rpmから2000rpmまでを往き来する程度で、回転計を見なければその存在を忘れてしまうほど、エンジンは控えめに仕事を続けている。

走行中に遅い車に引っかかったときなどはシフトレバーをSのポジションに倒すことで強力なエンジンブレーキが得られ、さらにシフトレバーを前後に動かせば(シーケンシャルシフト)、エンジンブレーキのレベルを選ぶこともできる。その際に発生するエネルギーは電気エネルギーとして回収され(回生ブレーキ)、次の加速に再利用されるのはいうまでもない。もちろん、シーケンシャルシフトで低いポジションを選んでおけば、ふつうのオートマチック同様、力強い加速が期待できる。

フットブレーキは自然なタッチが好印象。このときは回生ブレーキと通常の油圧ブレーキとが連携して減速Gを発生させることになるが、他のクルマから乗り換えても違和感を覚えることはない。


レクサスLS600h(4WD/CVT)/LS600hL(4WD/CVT)【短評(後編)】の画像
【スペック】LS600h “versionU・I package”:全長×全幅×全高=5030×1875×1475mm/ホイールベース=2970mm/車重=2320kg/駆動方式=4WD/5リッターV8DOHC32バルブ(394ps/6400rpm、53.0kgm/4000rpm)、交流同期電動機(224ps、30.6kgm)/価格=1220万円(テスト車=1392万5150円)
【スペック】LS600h “versionU・I package”:全長×全幅×全高=5030×1875×1475mm/ホイールベース=2970mm/車重=2320kg/駆動方式=4WD/5リッターV8DOHC32バルブ(394ps/6400rpm、53.0kgm/4000rpm)、交流同期電動機(224ps、30.6kgm)/価格=1220万円(テスト車=1392万5150円)
関連記事
  • レクサスLS500“Fスポーツ” 2017.4.12 画像・写真 レクサスのフラッグシップセダン「LS」。その次期型である「LS500」のスポーティーバージョン「LS500“Fスポーツ”」が公開された。ディテールを写真で紹介する。
  • 【ニューヨークショー2017】「レクサスLS500“Fスポーツ”」デビュー 2017.4.12 自動車ニュース トヨタ自動車は2017年4月11日、ニューヨーク国際オートショー(開催期間:2017年4月12~23日)で初披露する「レクサスLS500“Fスポーツ”」の概要を発表した。
  • レクサスLS 2017.1.10 画像・写真 レクサスが、デトロイトショーで5代目となる新型「LS」を世界初公開した。新世代プラットフォーム「GA-L」や自動操舵機能つきプリクラッシュセーフティーなど、先進技術が採用されたフラッグシップセダンの姿を写真で紹介する。
  • アウディA5クーペ2.0 TFSIクワトロ スポーツ(7AT/4WD)【試乗記】 2017.5.24 試乗記 流麗なスタイルが自慢の「アウディA5クーペ」が、9年ぶりにフルモデルチェンジ。新型はどんなクルマに仕上がったのか、2リッターの4WDモデル「2.0 TFSIクワトロ スポーツ」に試乗して確かめた。
  • ベントレー・フライングスパーW12 S(4WD/8AT)【試乗記】 2017.5.23 試乗記 「ベントレー・フライングスパー」に、最高速度325km/hの「W12 S」が登場! ベースモデルに上乗せされた10psと20Nmに、230万円のエクストラに見合う価値はある? ややコワモテの試乗車と対した筆者は、見て驚き、乗って驚き、走らせてまた驚いた。
  • レクサスLC【開発者インタビュー】 2017.5.5 試乗記 一台のニューモデルという枠を超えて、これからのレクサスの方向性を指し示すという重要な役割を担うことになる「レクサスLC」。欧米のプレミアムブランドに立ち向かうための戦略を、開発を担当した落畑 学さんに伺った。
  • レクサスLC500“Lパッケージ”/LC500h“Lパッケージ”【試乗記】 2017.5.4 試乗記 “製品化を前提としない”はずだったコンセプトカーの発表から5年。ほとんどそのままの姿で登場し、世間を驚かせた「レクサスLC」がいよいよ日本の公道を走る。新開発のFRプラットフォームや10段AT、マルチステージハイブリッドなどの技術を満載した、新世代のラグジュアリークーペの出来栄えは?
  • フェラーリGTC4ルッソ(4WD/7AT)【試乗記】 2017.5.8 試乗記 ユニークなシューティングブレークボディーをまとう「フェラーリGTC4ルッソ」に試乗。6.3リッターV12エンジンが発する咆哮(ほうこう)に浴すれば、この異形のフェラーリが、正統派の系譜にあることがすぐに理解できるだろう。
  • 最高出力460psの限定車「BMW M4 CS」発売 2017.5.10 自動車ニュース BMWジャパンは2017年5月10日、上海モーターショーでデビューした高性能モデル「BMW M4 CS」の日本導入を発表。同日、60台限定で受注を開始した。納車時期は、同年の秋以降になる見込み。
  • BMW、「M3」と「M4」をマイナーチェンジ 2017.5.9 自動車ニュース BMWジャパンは2017年5月9日、「M3」と「M4」のマイナーチェンジモデルを発表し、同日発売した。また今回の一部改良に合わせて、走行性能を高めた仕様「M3コンペティション」と「M4コンペティション」を追加設定した。
ホームへ戻る