本番直前! 日本人ドライバー2人にインタビュー【ルマン 07】

2007.06.14 自動車ニュース

日本人ドライバー二人にインタビュー&“あの人”の姿も【ルマン 07】

【ルマン 07】本番直前! 日本人ドライバー2人にインタビュー

今年のルマン24時間レースに参戦する日本人ドライバーは6人。うち4人は日本チームから参戦する。それ以外、すなわち海外チームで戦う2人のドライバー、黒澤治樹と中野信治に予選前の心境をインタビュー!
さらに、現地で注目を集めている2人の外国人ドライバーも紹介しよう。

黒澤治樹
日本人ドライバー二人にインタビュー&“あの人”の姿も【ルマン 07】

■黒澤治樹(No.33バラツィ・イプシロン ザイテック07S/2)

今年はクルマが速いし、チームメイトも速い。さすが、F1に色々な技術を提供しているチームだと思います。
マシンはとてもコンペティティブな状態。テストデーで自分がチームの中で一番速かったのが自信になっています。(元CARTドライバーでパートナーの)エイドリアンも速いけど、負けたくないですね。

僕自身は4回目のルマンで「日本人は速いんだ」ってことを見せたい。プレッシャーがないというとウソになりますが、心地よいレベル。
予選はプッシュしていけ!とは言われているけど、あまり気にしていません。予選のクラッシュはメカニックを疲れさせるし、やはり、決勝が大事ですから。
4年間ルマンを戦ってきて、レースウィークの生活の仕方はわかってきてます。
戦うからには、クラス(LMP2)優勝を狙いたい。その手応えは大きくなっています。


中野信治
日本人ドライバー二人にインタビュー&“あの人”の姿も【ルマン 07】

■中野信治(No.9クリエイション・オートスポルティフ)

今年のクルマはスゴく速いけれど、運転はそれほどラクじゃない。
スプリントなら問題ないのですが、24時間走るとなるとドライバーに結構負担が大きいので、予選でどこまで修正できるかがポイントでしょう。

テストデーは10周ほど乗りました。小さなチームなんで最初は少しばかり不安だったのですが、効率よく仕事してるので、一緒にやってて心強いですね。
チームでの役割は、レースカーを作ること。予選はイギリス人のC・ウォルターが担当します。まだチームに入って日が浅いので、あまり色々と言い過ぎてもいけないし……みんなが気持ちよく走れるように、うまくやっていきたい。

これまでのルマンでは自身まだ完走していないので、ちゃんと最後まで走りきり結果を出したい、という気持ちです。

“Mr.ルマン”ことT・クリステンセン(写真右)とセバスチャン・ボルデーの、貴重な(?)2ショット。
日本人ドライバー二人にインタビュー&“あの人”の姿も【ルマン 07】

■その他、今シーズンの注目ドライバー

公開車検では、多くの“時の人”が見られた。

まずは、セバスチャン・ブルデー。アメリカの「チャンプカーシリーズ」で2004年から3シーズン連続チャンピオンを獲得した彼は、地元ルマン出身の28歳。6度目となるルマン挑戦は、期待のプジョーから参戦する。

彼が歩けば、取材陣も合わせてゾロゾロ。さらに、サインをねだるファンの人だかりが大移動する。

A・ニューエイ
日本人ドライバー二人にインタビュー&“あの人”の姿も【ルマン 07】

そして、もう一人。こちらは、ドライバーではなく、F1の空力デザイナーとして知られるA・ニューエイ。
現在、レッドブルチームでテクニカル・ディレクターとして腕を振るう48歳のイギリス人は、No.78 AFコルセチームよりルマン初参戦する。マシンはフェラーリF430GTだ。
「子供の頃からの夢を実現できたよ」と、終始ニコニコ顔だった。

(文と写真=島村元子/text&photo=Motoko Shimamura)

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